商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川文化振興財団 |
発売年月日 | 2017/08/01 |
JAN | 9784048764629 |
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俳人にして物理学者、元東大総長、文部大臣の有馬朗人(ありま・あきと)の第十句集。この句集で蛇笏賞を受賞した。この3年後に亡くなったので、これが最後の句集となった。自然や旅から着想するだけでなく、広い学識を反映して神話や古典に題材を得た俳句も多い。「海底を見し鮟鱇の寄り目かな」「古...
俳人にして物理学者、元東大総長、文部大臣の有馬朗人(ありま・あきと)の第十句集。この句集で蛇笏賞を受賞した。この3年後に亡くなったので、これが最後の句集となった。自然や旅から着想するだけでなく、広い学識を反映して神話や古典に題材を得た俳句も多い。「海底を見し鮟鱇の寄り目かな」「古人にもありしいにしへ春の雪」「大津波引きたる沼や蘆の角」「海南風弥生の貝の腕輪かな」「銀やんまジュラ紀の空の青魚」「団栗に打たれトロイの木馬かな」「タレースの万物は水澄みにけり」「マリアにもありし晩年柘榴もぐ」「海石榴市(つばいち)の乙女のさげし若菜籠」「蠍座のマヤの森より這ひ上る」「遅き日やアキレス亀を追ひ越さず」
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