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あのときのカレーライス 講談社の創作絵本
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あのときのカレーライス 講談社の創作絵本

きむらゆういち(著者), 伊藤秀男

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あのときのカレーライス 講談社の創作絵本

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/09/20
JAN 9784061333345

あのときのカレーライス

¥1,650

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2023/11/24

〝男はとても貧乏でした。姿は、まるで怪物のようでしたが、とにかく働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。欲しいもの何でも手に入るようになったとき、男は呟きました「ああ、あのときのカレーライスが食べたい!」貧しかったときにご馳走になったカレーのことでした...男の頭はそ...

〝男はとても貧乏でした。姿は、まるで怪物のようでしたが、とにかく働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。欲しいもの何でも手に入るようになったとき、男は呟きました「ああ、あのときのカレーライスが食べたい!」貧しかったときにご馳走になったカレーのことでした...男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき...周りのことはほっぽりだして...気がついたときには、また独りぼっちの貧乏人生活に戻っていたのでした・・・〟王様と呼ばれた男の人生訓話です。

Posted by ブクログ

2023/11/08

「おいしい」と感じることが、何によってもたらされるのか。みんな本当はよく知っているはずですよね。でも、忘れてしまいやすいのです。そう、昔から言われているとおり、「空腹」と「感謝」。「いただきます」って、いい言葉ですね。

Posted by ブクログ

2021/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思い出のカレーライスを食べるために お金で解決しようとしたお金持ちの話 貧乏だった彼は 今では町一番のお金持ちとなり お金で買えるものは全て経験した。 しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり 多額のお金を投じて食べようとした。 だけどどんなに良い食材やシェフを使っても 再現出来たものが無く ついには人や財産も全て無くしてしまった。 路頭に迷っていた時に足を滑らせ気絶をしてしまう。 目を覚ましたときには誰かの家で保護されていたが 食事で用意してもらえたのがカレーライスだった。 実はそのカレーライスそのものが その男が追い求めていたカレーだった、という流れ。 たぶん、どのカレーライスも美味しかったはずだったし、男の努力も間違いでは無かったと思う。 だけど、再度貧乏だった自分に戻ることで 食べ物に対する価値が変わったんじゃないかな。 お金で満足した人生は、恩恵を感じにくくなるものだけど お金が無いからこそ得られる恩恵は、この上なく贅沢に感じることができる。 本質として学んだことは お金持ちこそが成功じゃないんだよ お金で買えない「価値があるもの」もあるんだよ ということでした。

Posted by ブクログ

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