商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/09/20 |
JAN | 9784120050053 |
- 書籍
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翻弄 盛親と秀忠
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翻弄 盛親と秀忠
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
歴史には、登場人物によって違った側面がある。 読み応えがあり、それでいて飽きずに一気に読み切れる、良い一冊。
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長宗我部盛親と徳川秀忠が主人公でどちらも関ヶ原の戦いに参加出来なかったところから始まる。参加してもいないのに一人は勝者もう一人は敗者となりその後の行動は家臣に翻弄される様が面白い。最後盛親の自分は御輿一人でも長宗我部家を再興したいと願う家臣がいたらその者の為に死ねないと語る場面は...
長宗我部盛親と徳川秀忠が主人公でどちらも関ヶ原の戦いに参加出来なかったところから始まる。参加してもいないのに一人は勝者もう一人は敗者となりその後の行動は家臣に翻弄される様が面白い。最後盛親の自分は御輿一人でも長宗我部家を再興したいと願う家臣がいたらその者の為に死ねないと語る場面は率いる立場の覚悟を感じた。
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長宗我部盛親と徳川秀忠が、偉大な父の後を引き継ぎ、如何にして戦国の世を生き抜いていったのかを描く。 長宗我部盛親は、大坂夏の陣の後、討ち死にや自決することなく、縄目の恥辱を受ける。大将は家臣達の神輿であり、神輿は担がれるもの。勝手に壊れる事は出来ない。一人でも土佐に帰りたいという...
長宗我部盛親と徳川秀忠が、偉大な父の後を引き継ぎ、如何にして戦国の世を生き抜いていったのかを描く。 長宗我部盛親は、大坂夏の陣の後、討ち死にや自決することなく、縄目の恥辱を受ける。大将は家臣達の神輿であり、神輿は担がれるもの。勝手に壊れる事は出来ない。一人でも土佐に帰りたいという家臣いる限り、自ら命を捨てる事は出来ない。 偉大な父を持つ2代目の領主としての苦悩、生き様が、見事に表現されていた。面白い。
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