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山本直純と小澤征爾 朝日新書632
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山本直純と小澤征爾 朝日新書632

柴田克彦(著者)

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山本直純と小澤征爾 朝日新書632

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2017/09/01
JAN 9784022737328

山本直純と小澤征爾

¥858

商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2023/02/13

戦後、日本のクラシック音楽を牽引して来た2人。山本直純と小澤征爾の軌跡を年代を追いながら綴られる。このお二人の存在と努力によって、日本におけるクラシック音楽の普及、裾野は確実に拡大し、クラシック音楽家のレベルも格段に向上したといえよう。そのことを改めて認識できる著書。読後、懐かし...

戦後、日本のクラシック音楽を牽引して来た2人。山本直純と小澤征爾の軌跡を年代を追いながら綴られる。このお二人の存在と努力によって、日本におけるクラシック音楽の普及、裾野は確実に拡大し、クラシック音楽家のレベルも格段に向上したといえよう。そのことを改めて認識できる著書。読後、懐かしい「オーケストラがやって来た」のDVDを発注した。

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2019/02/11

山本直純と岩城宏之の交遊は知られているが(主に岩城の著作のお陰で),直純と小澤征爾の関係を時代に沿って著したのがこの本。小澤が単身渡欧する際,直純がかけた言葉「オレは音楽の底辺を広げるからお前は頂点を目指せ」は有名だが,実は最初に小澤に指揮を教えたのは先んじて斎藤秀雄に付いていた...

山本直純と岩城宏之の交遊は知られているが(主に岩城の著作のお陰で),直純と小澤征爾の関係を時代に沿って著したのがこの本。小澤が単身渡欧する際,直純がかけた言葉「オレは音楽の底辺を広げるからお前は頂点を目指せ」は有名だが,実は最初に小澤に指揮を教えたのは先んじて斎藤秀雄に付いていた直純だったとか。小澤の活躍は周知の通りなので,どうしても直純の,今では忘れられがちな活動の紹介が中心になる。音楽的才能豊かで音楽を広めるために惜しみなく力を尽くされたようです。そして豪快な人だったのだなあ。(以上敬称略)

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2018/01/20

2018.1.20市立図書館 →2018.2.2購入 「オレ(直純)はその底辺を広げる仕事をするから、お前はヨーロッパへ行って頂点を目指せ。征爾が帰ってきたら、お前のためのオーケストラをちゃんと日本に用意しておくから」という言葉がすべてを象徴する、「埋もれた天才」と「世界の巨匠」...

2018.1.20市立図書館 →2018.2.2購入 「オレ(直純)はその底辺を広げる仕事をするから、お前はヨーロッパへ行って頂点を目指せ。征爾が帰ってきたら、お前のためのオーケストラをちゃんと日本に用意しておくから」という言葉がすべてを象徴する、「埋もれた天才」と「世界の巨匠」の友情というか同志の絆を描き、二人の足跡を並行して追う。バーンスタインを祖とするクラシック音楽の垣根を取り払い裾野を広げる伝道師山本直純の後継者はやはり宮川彬良ではないか、と読みながら改めて思う。

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