商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2017/09/08 |
JAN | 9784334753627 |
- 書籍
- 文庫
ナルニア国物語(5)
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ナルニア国物語(5)
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
この巻は、前章カスピアン王統治後の航海冒険譚で、各章テンポよく読了。 決して全てが満点合格ではない青年王も 誇り高いネズミの騎士リーピチープも大好きで、とてもたのしめた。
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- ネタバレ
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この世の果てへ、冒険の旅。 ナルニアでも冒険はロマンにあふれている。カスピアンがまだ見ぬ東へと船を進めているところに合流したエドマンドとルーシー、それにユースティス。未踏の海域で行方不明になった7人の忠臣を探す旅だが、様々な島の様子とそこでのカスピアンたちの行動が面白くてページをめくる手が止まらない。とうとう辿り着いたこの世の果ての様子も、地球が丸くなかったらこのような場所があるのかなと思えるような神秘に満ちている。 嫌味ばかりで自分勝手なユースティス。解説者は自分がスーザンに近いと言っていたが、私自身はユースティスかもしれない。本で読んだ知識をひけらかして不満ばかり言う、力もなく勇気もなく、自分の欲に負ける。物語は読むけど。そんな読者は割といると思う。ドラゴンになって初めて自分の醜さを知り、誰かのためになりたいと願う。そしてアスランにすべてを剥がされて人の姿に戻る。でもここでユースティスがまったくのいい子になったのではなく、いい子でいようと努力しようとする子になっただけで、時には嫌味な子に戻ってしまったと書かれているのが救い。アスランと会っても、すぐ変われるわけではない。しかしユースティスは皆に受け入れられて冒険を続けていく。そのことにほっとするのは私だけではないだろう。 皆が気弱になると啖呵を切る気高きリーピチープがとてもカッコいい。ラストの消えていくところまで一貫してカッコよかった。彼が楽俊(十二国記)のモデルになっていることがよくわかった。
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天国にはどんな世界が広がっているか?天国に近づくとどんなことが起こるか?もし天国が海の上にあるとしたら、どんな風景だろうか? これを読んで天国のイメージが変わる人が多くいるのではないかと思う。良質なイメージが得られる。
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