商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2017/09/07 |
JAN | 9784198942540 |
- 書籍
- 文庫
御松茸騒動
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
御松茸騒動
¥704
在庫なし
商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
松茸を幕政や交際に重用している尾張藩だが、近年不作に悩んでおり、辻褄合わせの不正が横行する中に自称秀才の江戸詰藩士が御松茸同心という奇妙な役職で国本に派遣され松茸産業の再生に挑むという話。 言ってみれば江戸時代のお仕事小説で、内容はかなり面白いのですが、良い意味でよくもこんな馬鹿...
松茸を幕政や交際に重用している尾張藩だが、近年不作に悩んでおり、辻褄合わせの不正が横行する中に自称秀才の江戸詰藩士が御松茸同心という奇妙な役職で国本に派遣され松茸産業の再生に挑むという話。 言ってみれば江戸時代のお仕事小説で、内容はかなり面白いのですが、良い意味でよくもこんな馬鹿ばかしいテーマを思いついたもんだというのが最大の感想です。
Posted by
また渋い分野を選びましたけど、知らない知識があるのと美味しい松茸を食するイメージが浮かぶ本ですね。3ベエのアクセントがこの醍醐味なのかも。とにかく出てくる出てくるし、頼りになるって言う。いつの時代も仕事が出来ないで世の中の害になる人間は存在するのですね。お母さんが別れてそのまま会...
また渋い分野を選びましたけど、知らない知識があるのと美味しい松茸を食するイメージが浮かぶ本ですね。3ベエのアクセントがこの醍醐味なのかも。とにかく出てくる出てくるし、頼りになるって言う。いつの時代も仕事が出来ないで世の中の害になる人間は存在するのですね。お母さんが別れてそのまま会わないのもちょっと残念、自分の人生をしっかり生きているのだ。朝井まかてさんは読みやすいし好きです。必ず1冊はストック置きたいが、もうほとんど読んでしまった。
Posted by
現代にも通ずるような話でとても面白い。 御奉行への説明シーンでの、赤松と松茸の関係は主従関係という例えはとてもわかりやすく良いシーンだったし、主人公小四郎がさらっと重ねた年月分成長して人柄が練れてきているのがよくわかった。 朝井まかての小説でこの薄さ。 初心者向けにおすすめだ...
現代にも通ずるような話でとても面白い。 御奉行への説明シーンでの、赤松と松茸の関係は主従関係という例えはとてもわかりやすく良いシーンだったし、主人公小四郎がさらっと重ねた年月分成長して人柄が練れてきているのがよくわかった。 朝井まかての小説でこの薄さ。 初心者向けにおすすめだな。読みやすく、かつ朝井まかての作風も感じられる丁度よい小説。
Posted by