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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白泉社 |
発売年月日 | 2017/09/05 |
JAN | 9784592210078 |
- コミック
- 白泉社
花よりも花の如く(17)
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花よりも花の如く(17)
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
能楽師お仕事コミック17巻目。 何かと忙しい憲人だが、そのうちの1つが子供能の指導。演目は『土蜘蛛』である。 素人の子供たちに一から舞いやら謡やら楽器の演奏やらを教え、当日は子供たちだけで上演させようというのだが、なかなか大変である。 その他に、自分の舞台もあるし、その合間にお...
能楽師お仕事コミック17巻目。 何かと忙しい憲人だが、そのうちの1つが子供能の指導。演目は『土蜘蛛』である。 素人の子供たちに一から舞いやら謡やら楽器の演奏やらを教え、当日は子供たちだけで上演させようというのだが、なかなか大変である。 その他に、自分の舞台もあるし、その合間にお弟子さんの実家のゴミ屋敷片付け(15巻)なども手伝ったりしてとにかく時間がない。 恋人の葉月は、何かと人にお節介を焼くお人よしの憲人におかんむり。ケンカになってしまい、しばらく会っていない。 部外者から見ると、何となくぼんやりとお金がかかりそうだなーと思う能のお稽古。 実際、月謝はあるし、着物なども仕立てなければならないし、まぁそこそこお金はかかりそうである。 発表会などの舞台をやることになると「お役料」というのが発生する。シテやワキ、囃子方、地謡など、役割に応じて相応の料金を払わないとならないのである。具体的にいかほどなのかは、作中にも出てこないし、ググってもよくわからない(それこそ、ケースバイケースなのだとは思うが)。 で、お役料を払えない、または払えなくはないが、少々躊躇う、という場合、後見をするという手段がある。 後見というのは、舞台の後方にいて、全体の監視をするような役だが、これは実はなかなか重い役なのだそうである。万一、シテが倒れたりしたら、その代役を務めて無事に舞台を終わらせるのは後見の役目である。ただぼんやり見ているだけの閑職ではないのである。 つまり、その日のシテを務められるだけの力量がいる。シテに劣らぬほど、もっといえばシテを凌ぐほどの人が務めるのが通例である。 憲人が見ている子供能で、1人、とても熱心に稽古を受けているが、一度も母親が来たことのない女の子がいた。いつも、友達の母が一緒に連れてくる。しっかり者のその子を憲人は後見に選ぶ。 母親はとても忙しいらしく、発表会当日も難しいという。離婚してシングルマザー。公務員。娘はかわいがっているようだが、そんなにも忙しい公務員っていったい・・・? 母親の前では気丈に振る舞う女の子だが、内心はやはり見に来てほしいらしい。 憲人はまたもやおせっかいでその子のお母さんと話をしようとするが、その前に葉月に相談してみる。これが意外とよい一手だったようで。 さて、発表会は無事に迎えられるのか。 巻末のメイキングは、取材の縁で作者・成田の下にやってきた勾玉のお話。これもなかなかおもしろい。こうやってつながる縁もあるのだなぁ。
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おじいさんが青森に帰ってしまったのも、段々とそれに慣れてしまうのも、リアルだけれど寂しい。 楽くんの直角くんに対する 「誰でも本当はこうしたいってことをやるから 悪目立ちする」という評価が面白い。 だから憎む気にならないというのは分かる気がする。 「今感じる強い感情の多くは過去に感じたもの」 もなるほどと思った。 過去の経験から勝手に予測して落ち込むこともありそう。 杉浦さんの家を片付けていた件、 前巻で葉月さんも手伝いに来ていたから 安心していたら、引越しの手伝いはありだけど 自分のいないところで何日も通いで手伝っていたのは無しという事なのだろうか。 葉月さんは気が強すぎて、付き合うとなってからの彼女はなんだか好きではない。 事情や気持ちを全く説明しないでイライラを溜め込んで すぐに「嫌い」と言うのはちょっとどうかなという印象。 もちろん憲人もその対応はだめだよと思うところはあるので お互い様ではあるし、結局似た者同士ということなのかもしれない。 子供能の話はとても良かった。 渚ちゃんがとても良い子。 お母さんが子供のことを考えてくれていないのではなくて 本当に仕事が忙しくて、きりがついたからちゃんと見に来てくれたのは嬉しかった。 憲ちゃんに言われた言葉を真摯に受け止めて、 自分でお母さんに向き合って、来て欲しいと言える渚ちゃんがとてもしっかりしている。 本当によく頑張った。 「私の主後見は私だから、自分で話そうと思ったんです」 は名言だと思う。
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19巻が出るとわかり読み返していたら,この巻だけ買っていないことに今さら気づく。 この巻はめでたしめでたしという感じでいい感じ。
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