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わたしがいどんだ戦い1939年
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わたしがいどんだ戦い1939年

キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー(著者), 大作道子(訳者)

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わたしがいどんだ戦い1939年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 評論社
発売年月日 2017/08/01
JAN 9784566024540

わたしがいどんだ戦い1939年

¥1,760

商品レビュー

4.2

16件のお客様レビュー

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2022/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

歪みとの戦いとその治癒の話。 病気や傷は適切な治療を受けないと、精神的にも身体的にも歪ませてしまうけれども、その歪みもまた適切な治療で治癒していくことが出来る。 マヌケな事に1939と1940を意識せず1940から読んでしまい、訳者あとがきで前編後編に分かれてた事を知った。 前編は登場人物達が、まだそれぞれの環境や関係に慣れておらず、後編程の爽快感はないにしろ、物語に引き込む文章力は素晴らしい。

Posted by ブクログ

2021/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内反足で生まれたエイダは母親から蔑まれ、家の外にも出してもらえず歩く手段も与えてもらえない。自分から歩く練習を始めた頃弟が集団疎開で家を出ることを知る。自分はいく対象になっていないと聞かされるが母親に気づかれないように朝早く出発し、弟と一緒に疎開に潜り込むことが出来た。 兄弟を引き取ったのは自身もパートナーに先立たれ精神的に問題を抱えている様子の女性のスーザン。こどもたちの面倒を見るうちに立ち直る様子が見られ、次第に愛情をかけるようになってゆく。 エイダは長年の虐待のトラウマからうまく心を開いていくことが出来ない。いつ母親の元に戻らなくてはいけないかという不安と母親に植え付けられた自分に対する否定的な評価から幸せを拒んでしまう様子に、胸をしめつけられる思いがする。 虐待を受けた子どもの気持ちで描かれた作品はあまりなかったように思う。新境地の素晴らしい作品。

Posted by ブクログ

2021/02/25

内反足のため奇形になったエイダが自分の意志で立ち上がり歩く練習から少しずつ成長していく物語.母親の虐待のため大人たちを信用せず弟のジェイミーの世話だけを生きる目的にしているたった11歳の少女.エイダの魂の強さ,輝きには脱帽だ.戦争は憎むべきものではあるが,疎開ということでスーザン...

内反足のため奇形になったエイダが自分の意志で立ち上がり歩く練習から少しずつ成長していく物語.母親の虐待のため大人たちを信用せず弟のジェイミーの世話だけを生きる目的にしているたった11歳の少女.エイダの魂の強さ,輝きには脱帽だ.戦争は憎むべきものではあるが,疎開ということでスーザンと出会い(まさしく,お互いにとって奇跡のような出会)自由へと解き放たれたエイダを思うと,戦争も悪いだけということもなかったようだ.

Posted by ブクログ

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