商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2017/08/08 |
JAN | 9784093885690 |
- 書籍
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幻の黒船カレーを追え
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幻の黒船カレーを追え
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商品レビュー
2.5
7件のお客様レビュー
2017年9月にkindle版を購入。その後、この本の盗作と捏造の数々が発覚し、大いに失望した。 気になる人は”水野仁輔 盗作”で検索すれば、盗作と捏造を告発するサイトが見つかるはずだ。 驚いたのは、大英図書館にこもって何冊もの古いレシピを読んだ、という水野の主張が全くの嘘だ...
2017年9月にkindle版を購入。その後、この本の盗作と捏造の数々が発覚し、大いに失望した。 気になる人は”水野仁輔 盗作”で検索すれば、盗作と捏造を告発するサイトが見つかるはずだ。 驚いたのは、大英図書館にこもって何冊もの古いレシピを読んだ、という水野の主張が全くの嘘だったということだ。 この本をはじめて読んだ時に、おかしいと思ったのだ。 数多くのレシピを読んだ、という割には、具体的な書名はビートン夫人の「家政読本」しか出てこない。 その「家政読本」すら、水野は読んでいない。読んだふりをして、ネットから盗作したり、実際には書かれていない内容を捏造して、読者を詐欺にかけたのである。 水野は英語資料のみならず、日本語で書かれた過去のカレー研究本すら読まず、でたらめな内容を捏造してはページを埋めている。 この本は、研究者ではなく、詐欺師が書いた本だ。 盗作と捏造が発覚したことで、それまで年数冊のハイペースで出版されてきた水野の本は、去年は1冊のみと激減。 糸井重里の「ほぼ日」との提携も解消されてしまった。メディアへの露出も減った。自業自得であろう。 ところが、である。 この「幻の黒船カレーを追え」が表題を変更し、「カレーライスはどこから来たのか」という文庫本になるらしい。 盗作部分をこっそり削除して、表題を変えれば、新たな読者を騙すことができるとの魂胆であろう。 謝罪もせず、反省も後悔もせず、詐欺行為を続ける。 この水野という人は、いったいどこまで読者をバカにし、コケにするつもりなのだろうか?
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日本人の国民食の一つであるカレーライス。 それはインドが原型であるものの、インドにはカレーという料理はなく、どうやら明治時代にイギリスからやってきたことが分かっています。 では、そのイギリス版カレーとはどのような味で、レシピであったのか。それは現在でもイギリスに存在するのか。 ...
日本人の国民食の一つであるカレーライス。 それはインドが原型であるものの、インドにはカレーという料理はなく、どうやら明治時代にイギリスからやってきたことが分かっています。 では、そのイギリス版カレーとはどのような味で、レシピであったのか。それは現在でもイギリスに存在するのか。 そんな「日本のカレーのルーツ」を探るグルメノンフィクションと言っていい硬質な本です。
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日本のカレーが明治維新の頃にイギリスから渡ってきた、という、意外に近代という時期とルーツにまず驚いた(大陸からじゃないんだ!) そして最初期に残るレシピはルーツでは無い(確かに)ことから、ルーツは何かを追い求める旅が始まる。 ブリティッシュカレーとは何か、現在のイギリスにおけるカ...
日本のカレーが明治維新の頃にイギリスから渡ってきた、という、意外に近代という時期とルーツにまず驚いた(大陸からじゃないんだ!) そして最初期に残るレシピはルーツでは無い(確かに)ことから、ルーツは何かを追い求める旅が始まる。 ブリティッシュカレーとは何か、現在のイギリスにおけるカレーの状況、最初期のレシピ『西洋料理通』に残る赤蛙は本当にカエルなのか、などなど、身近なカレーの起源がここまで「わかってる風」だったとは思わなかった。 人生を投じた探索の旅路の果てに待っていたものは衝撃的。
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