商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2017/08/08 |
JAN | 9784594078034 |
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おじさんメモリアル
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
社会学、と言ってよいかはわからないけど、社会の一側面を見るには面白い教材。 風俗やキャバクラ、性をお金で買うおじさま達の悲哀が見える。 私はこういうお店は行かないので気持ちはよくわからないが、性はそれが犯罪でなければ多様性があった方が面白かろう、とは思う。 ただ、本質的に私は...
社会学、と言ってよいかはわからないけど、社会の一側面を見るには面白い教材。 風俗やキャバクラ、性をお金で買うおじさま達の悲哀が見える。 私はこういうお店は行かないので気持ちはよくわからないが、性はそれが犯罪でなければ多様性があった方が面白かろう、とは思う。 ただ、本質的に私はこの業界が好きになれない。 それは、女性の性を売買してるからではない。あるニーズがあって、それを満たすソリューションがあり、それをお金を出して買う人がいる。ただのビジネス。そこに良し悪しはなく、成立してるなら問題ない。 しかし、通常のビジネスは、さすがにここまで「お金」だけを中心に回っていない。依頼する/される(お金を出す/もらう)側のどちらの立場にせよ、社会的な行為なので、その仕事を通して相手への信頼感など、人としてのつながりが生まれる。しかし、この業界は特にサービス提供側にそういった他者への信頼が無く、金銭のやり取りしかない。何億も扱うような投資銀行を好きになれないのも同じ理由。機械を相手にしてる感覚になる。これは良し悪しの価値観ではない。個人的に感覚的に嫌なだけ。 ★3つと低い評価なのも同じ理由。 著者の経歴からこれらの話が当たり前なのはわかるが、言葉の端々に感じられる、所詮は記号でしかない「お金」中心の考え方が本当に空虚で、読後にあまり得られたものがなかった、と感じてしまった。
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覗き見たい世界だったけれど、読んでみたらお腹いっぱいになりました。 おじさん。 おじさんがそこまで好きでないのと、自分も老いに逆らえないのと。 普通の女の子だった私にもメモリアルなおじさんがいることを思い出して、なんだか疲れてしまった。
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-結局、よく間近で見てみれば、凹凸で非対称でありながら、背負う悲哀の数は同じであった- あとがきにあるこの一文の存在が、軽佻浮薄を装っている本書が実は冷静な分析の書であることを明かしている、のだろう。 性のやり取りを行うそちらの道の加熱した在り様を、女性側から見たおじさん観察...
-結局、よく間近で見てみれば、凹凸で非対称でありながら、背負う悲哀の数は同じであった- あとがきにあるこの一文の存在が、軽佻浮薄を装っている本書が実は冷静な分析の書であることを明かしている、のだろう。 性のやり取りを行うそちらの道の加熱した在り様を、女性側から見たおじさん観察の書。
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