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あの山は、本当にそこにあったのだろうか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | かんよう出版 |
発売年月日 | 2017/08/01 |
JAN | 9784906902828 |
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あの山は、本当にそこにあったのだろうか
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朝鮮戦争開戦直後のソウル 住民全員が避難し空っぽになったソウルに北へも南へも逃げられずこそこそと暮らす一家 本来なら名門ソウル大学の1年生として青春まっさかりのはずなのに 食料を盗みに兄嫁と空き家にしのびこむ主人公は著者自身の回想から。いま誰の統治下にいるのか?目の前にいる人は...
朝鮮戦争開戦直後のソウル 住民全員が避難し空っぽになったソウルに北へも南へも逃げられずこそこそと暮らす一家 本来なら名門ソウル大学の1年生として青春まっさかりのはずなのに 食料を盗みに兄嫁と空き家にしのびこむ主人公は著者自身の回想から。いま誰の統治下にいるのか?目の前にいる人は国軍側か人民軍側かと常に疑心暗鬼になって生きている 若い彼女は家族にもイライラと毒舌を押し込めてる 「イデオロギーとは何様か!」と怒る 暴力にさらされない日々の貴重さを感じる作品 朝鮮戦争のなかでどんなに人びとが暮らしてたかを知ることができた作品 タイトルの「あの山は、本当にそこにあったのだろうか」が訳者あとがきを読んだあとに心に響いてくる あの苦しかった時代はほんとにあったのだろうかと、めまぐるしくかわる世の中で自分の記憶力を疑ってしまうことがあると著者は語る ひとはすぐに忘れてしまうから最良の語り部のようなこの作品が現代でも韓国で評価されてるのだと思う K文学の根っこにいる作家朴婉緒の傑作
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