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ブラック・フラッグス(下) 「イスラム国」台頭の軌跡
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ブラック・フラッグス(下) 「イスラム国」台頭の軌跡

ジョビー・ウォリック(著者), 伊藤真(訳者)

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ブラック・フラッグス(下) 「イスラム国」台頭の軌跡

2,530

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2017/07/01
JAN 9784560095621

ブラック・フラッグス(下)

¥2,530

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2019/08/11

上巻に加えもう一人の重要人物が登場し、2人とも最終的にこの世を去るのだけれども、こうして人を殺して殺しあって、そしてストーリーが続くんだということを深く理解する。 この本の原書が出版されたのは2015年秋。邦訳が2017年夏。その間にはヨーロッパで相次いだテロ事件。 その背景を語...

上巻に加えもう一人の重要人物が登場し、2人とも最終的にこの世を去るのだけれども、こうして人を殺して殺しあって、そしてストーリーが続くんだということを深く理解する。 この本の原書が出版されたのは2015年秋。邦訳が2017年夏。その間にはヨーロッパで相次いだテロ事件。 その背景を語る本でもあり、邦訳に際して書き下ろされたあとがきが強く重いメッセージを残す。 これは遠い国の話ではなく、私と同じ年代の若者が関わり、ストーリーに参加している、そしてそれも今この時間にも。 この本に出会えてたことが唯一の励みになる。

Posted by ブクログ

2018/04/29

ピュリッツアー賞受賞作。ザルカウィというジハーディストを中心にイスラム国の興亡を描いている。下手なスパイ小説より面白い。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou25601.html

Posted by ブクログ

2018/04/12

これほどまでにキャッチーにISについて学べるとは。。 さすがのピュリッツァー賞受賞作品。下巻では、頭角+残忍さを現してきたザルカウィと、その後を結果的に継いだバグダディについて書かれています。 上巻に引き続き、下巻でもアメリカの失策(今度は、アラブの春を契機としたシリアの内戦状...

これほどまでにキャッチーにISについて学べるとは。。 さすがのピュリッツァー賞受賞作品。下巻では、頭角+残忍さを現してきたザルカウィと、その後を結果的に継いだバグダディについて書かれています。 上巻に引き続き、下巻でもアメリカの失策(今度は、アラブの春を契機としたシリアの内戦状態を放置したこと)が槍玉にあげられています。 本著はもしかすると、アメリカの孤立主義に警鐘を鳴らすことが目的なのでしょうか。最近トランプさんがシリアのアサド政権に攻撃するのか、といった報道がありますが、なんか影響してたり? 色々と面白い読み物だったのですが、ISのテロリストたちがどのようにして「育った」かが印象的でした。 彼らは、最初は宗教的な教条もなく、単にごろつき的な犯罪で収監されていて、彼らを育ててしまったのは、監獄でイスラム過激派たちに触れたことと、米軍の攻撃で反感を植え付けてしまったことだそう。 本当にテロを根絶するのであれば、このあたりにも手を入れないと良くならないのでは、と思いました。 また、本著を読んだ個人的な学びとして、今後、百万が一どこかでテロに遭ってしまっても「アッラーアクバル」と唱えれば助かるんじゃないか…という妄想があったのですが、本著を読んでISだったらそんなわきゃないわと認識しました。 同じムスリムに対してですら、自爆テロを敢行したり斬首したりしまくってる訳で。アルカイダの方がまだマイルドな模様。 何にしても、時間があったら読む選択肢に入れてほしい良著でした。図書館でも混んでないのですぐ借りられます(苦笑 なお、基本的に翻訳は読みやすく、違和感も無くすいすい読めたのですが、やっぱり誤字が散見されたのが残念。「…選択肢にはリクスが伴い…」リクスって誰なのよ!「第二段(弾でしょ!)」とかも、編集さんが忙しかったのでしょうか。

Posted by ブクログ

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