商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 化学同人 |
発売年月日 | 2017/07/01 |
JAN | 9784759819342 |
- 書籍
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科学捜査ケースファイル
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科学捜査ケースファイル
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019」に出ていたので。 「小説より奇なりの現場」と副題がつけられていた。 確かに、おっしゃるとおり、 現実の事件とその解決への道は、 小説やドラマよりもあり得ない感じだった。 犯罪現場、指紋、血痕とかなじみのある専門分野ごとに 章立てされて、面白いし読みやすい。 以下、面白かったことを列記。 フランシス・ゲスナー・リー、アメリカの研究者で、 精密な犯行現場の模型を作成し、 捜査官の訓練のために使用した。 もちろんCSIファンなら、グリッソムを追い込んだ、 同じような模型に心当たりがあるはず。 ロンドンの大火で国王チャールズ2世が火事の原因を追究したかったのは、 誰よりも多くの財産を失ったからだという話。 そりゃ、誰よりも多くの財産を持っていたからね。 指紋の個体性を理解した最初のヨーロッパ人は、 東インド会社で働いていたウイリアム・ハーシェルだったが、 彼の異動の原因、インド大反乱は銃のカートリッジに用いられる油の種類についての争いが発端だったとあった。 なぜ油?と調べたら、牛と豚の脂を使っていると噂がたったからだった。 そいういえば、セポイの反乱、と習った気がする。 その後、その個体性をネイチャーに発表したスコットランド人の医療宣教師、 ヘンリー・フォールズは、 日本で古代の陶工が自作の壺に指で模様をつけているのを知り、 指紋を興味を持ち、泥棒もつかまえたとか。 古代の陶工とは縄文人のこと、自作の壺は縄文式土器のことらしい。 爆弾魔が逮捕される時の服装が、 ボタンをきちんとかけたダブルのスーツだとあてた伝説のプロファイリングは、 当時としては一般的な男性の服装だったからとか、 という解説も面白かった。 一番驚いたのは、自分がかなり知っていることも多かったこと。 長年ミステリーを読んで、いやCSIを見ていたから、ということか。 そうそう、挿絵?飾り?として、クロバエがちょこちょこ出てくるので、 虫嫌いの人は注意。
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海外で行なわれている犯罪捜査、 中でも科学捜査、こういう括りは正確ではないが、 それに焦点を当てている。 今まで当たり前と思っていた捜査方法が実は時代遅れだったり、そもそも間違いだったりと、ドラマやアニメに出て来る捜査方法とは大きく違う。 刑事モノ、犯罪モノに少しでも興味がある方...
海外で行なわれている犯罪捜査、 中でも科学捜査、こういう括りは正確ではないが、 それに焦点を当てている。 今まで当たり前と思っていた捜査方法が実は時代遅れだったり、そもそも間違いだったりと、ドラマやアニメに出て来る捜査方法とは大きく違う。 刑事モノ、犯罪モノに少しでも興味がある方なら買って損はないだろう。 現実で犯罪に巻き込まれた時の対処方法を知る、 あるいは考案するのにも良き一冊。
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テーマはおもしろいのに、文章構成と文章そのものが下手(原文が悪いのか、訳が悪いのか)で読んでいて苦痛だった。突然別の人物の話になるというパターンばかり。同一人物をファーストネームで書いたりファミリーネームで書いたりしてあってわからなくなり「誰これ?」とイライラ。味気ない、事務文書...
テーマはおもしろいのに、文章構成と文章そのものが下手(原文が悪いのか、訳が悪いのか)で読んでいて苦痛だった。突然別の人物の話になるというパターンばかり。同一人物をファーストネームで書いたりファミリーネームで書いたりしてあってわからなくなり「誰これ?」とイライラ。味気ない、事務文書のような文体。これでミリオンセラー作家だというから驚く。 サイエンスノンフィクションとしてつまらない本。
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