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六義園の庭暮らし 柳沢信鴻『宴遊日記』の世界
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六義園の庭暮らし 柳沢信鴻『宴遊日記』の世界

小野佐和子(著者)

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六義園の庭暮らし 柳沢信鴻『宴遊日記』の世界

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2017/07/01
JAN 9784582544596

六義園の庭暮らし

¥2,640

商品レビュー

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2020/08/26

大名柳沢家の下屋敷の庭園、六義園。 柳沢吉保の孫、信鴻が隠居し、六義園で過ごした日々の日記 『宴遊日記』を読み解く。 一 山里の隠居所       二 庭の歳月   三 庭のめぐみを分かち合う  四 動物たちとの日々 五 六義園を見せる 引用文献と参考文献の一覧有り。 信鴻が隠居...

大名柳沢家の下屋敷の庭園、六義園。 柳沢吉保の孫、信鴻が隠居し、六義園で過ごした日々の日記 『宴遊日記』を読み解く。 一 山里の隠居所       二 庭の歳月   三 庭のめぐみを分かち合う  四 動物たちとの日々 五 六義園を見せる 引用文献と参考文献の一覧有り。 信鴻が隠居し、六義園で過ごしたのは、亡くなるまでの約20年間。 最初の12年間の記録が『宴遊日記』です。 当時の園芸ブーム。近隣の植木屋や浅草等の繁華街で購入したり、 近辺の者や知人と鉢物や苗をやり取り。 それらを植え、庭を手入れするのは信用の置ける庭師と家臣たち、 そして信鴻本人。側室や親族たちも、共に庭の手入れをする姿。 池の水が川からの引き込みではないため、水が涸れて魚の救出に 右往左往したり、大雨で水が溢れたら舟を浮かべたりと、 信鴻自身も率先して行動します。野菜の栽培にも参加します。 庭を愛でるだけでなく、そこで得た自然の美、恵み、 季節の移ろいを日々の生活に取り入れて、屋敷の者たちと一緒に 楽しんでいます。 また、大名ばかりでなく、市井の文化人や学者との文化的交流も。 知人の紹介により、園を見せることも・・・町人や農民にも。 手元に現在の六義園のリーフレットがありまして、眺めると 信鴻の頃と変わらぬ庭の設えが多々残っています。 改めて、この本を基に行ってみたくなりました。 加えて、信鴻の頃の痕跡を探して庭を巡るのも、楽しそう。

Posted by ブクログ

2017/10/13

六義園を改めてみたくなった。 かつての六義園がどのようであったか、想像しながら歩くのはさぞかし楽しいだろう。

Posted by ブクログ

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