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もののふ莫迦 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/06/22 |
JAN | 9784122064126 |
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もののふ莫迦
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
もののふについて、こだわった物語。展開は面白く、ぐいぐい読んでいった。もののふが何かと言うことについて、解釈がいろいろあるのかな。(イメージが違った)
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面白かった。 加藤清正、朝鮮派兵がこのような形で描かれるとは思わなかった。 たけも魅力を感じたし、もののふに最後までこだわった岡本越後の魅力も素晴らしい。岡本越後の行動が良いとわかっていても、できる人はいるだろうか?
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豊臣秀吉の家臣で、肥後の国を統治することになった加藤清正と肥後の国で育った岡本越後守による対立を描く。 岡本越後守は、肥後の国が負けた時に、加藤清正が肥後の人を蔑んだことが許せない。 岡本越後守は自分よりずっと身分の高い加藤清正に、武士としての道を説く。 「おのれが敗北するかも...
豊臣秀吉の家臣で、肥後の国を統治することになった加藤清正と肥後の国で育った岡本越後守による対立を描く。 岡本越後守は、肥後の国が負けた時に、加藤清正が肥後の人を蔑んだことが許せない。 岡本越後守は自分よりずっと身分の高い加藤清正に、武士としての道を説く。 「おのれが敗北するかもしれぬとの思いを胸に宿す者は情けを知り、弱き者、敗れし者にも恥をかかさぬよう気遣うもの。相手に恥をかかせることは、おのれが恥をかくこととすら思うのでござる。その心得こそが、もののふの道にござりまする。」 「目の前の敵を討ち果たすばかりならば、ただ強ければようござる。多くの兵と多くの鉄砲を集め、策をめぐらして敵の意表をつき、罠に陥れればそれですみましょう。されど、敵が治めていた土地と人を手に入れんとするならば、こちらは道を持たねばなりませぬ。武士としての道を。」 そして岡本越後守は自分のもつ憎しみに向き合いながら、武士の道を貫く。正しい生き方を説く岡本越後守の言葉一つ一つには重みがあり、人を惹きつける。 岡本越後守に周りの人々は圧倒され、ついて行く。武芸や戦法に長けているだけでなく、人としての魅力があったからこそ人々はどこまでも喜んでついて行った。戦国の世の武士たちの人間物語は今の時代とはかなり異なり、とても面白かった。 また、2度にわたる朝鮮出兵について秀吉の意思と重鎮の大名たちの意向の相違や時代の背景を知ることができ、興味深かった。
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