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絶望している暇はない 「左手のピアニスト」の超前向き思考
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2017/06/01 |
JAN | 9784093885577 |
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絶望している暇はない
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
そこらへんの自己啓発本よりずっといいと思った。 マイナスなことが起きたと思っても、視点が水平に移動したのだと思えばいい、何事も笑っちゃえ、というのは気持ちが軽くなった
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ピアニストをやっていて片手が使えなくなったら相当絶望すると思うのだが、この館野さんという人にはそういう悲壮感が本当にないみたいで驚倒。正直、宇宙人感はあるものの、こういう人も実際に本当にいるんだという知識は何かのときに助けになりそう。興味深い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2002年に脳溢血で倒れ、右半身の自由を失った舘野泉さん。 ピアニストとして右手を失うことは致命的な出来事で、普通であれば精神的ショックが大きい。 でも、舘野さんは落ち込まなかった。病気で奪われたものは右半身だけ。他はなにも変わらなかったと言う。 病気をする前もそのあとも変わらない。 舘野さんがそうであったのは、彼の生き方。いい意味でこだわりがない。そして新しいこと、未知への領域へ足を踏み入れるのを恐れない開拓精神ももっていたからだと本書を読んで感じた。 好きなものを長年仕事にしていると、大なり小なりその人のこだわり、「こうじゃなきゃダメだ」という部分が滲み出てくる。 でも、舘野さんにはそれがない。 本当に音楽が好きで、好きなことをしている間は「生きている」感覚をずっと失わなかったからこそ、右手を失っても、じゃあ左手の音楽をやってみようと切り替えることができた。 本書では、そのことをなんでもないことのようにさらりと書いてあるが、これを長年貫くには、強くてしなやかな軸を持っていないとできない。 はじめは「好きだから」と始めた仕事も、いつの間にか好きではなくなったり、好きの優先度が安定や役職より下になってしまった人たちを何人も見てきたので、この人の軸の強さには驚きと同時に、私も舘野さんのようでありたいと思いました。
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