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ブラウン神父の不信 新版 創元推理文庫
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ブラウン神父の不信 新版 創元推理文庫

G.K.チェスタトン(著者), 中村保男(訳者)

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ブラウン神父の不信 新版 創元推理文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2017/05/22
JAN 9784488110154

ブラウン神父の不信 新版

¥814

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2024/01/07

冴えない風采ながらも鮮やかな知性を光らせる名探偵ブラウン神父シリーズ3作目。前作とはだいぶ期間が空いているためかシャーロック・ホームズを意識した『復活』が冒頭に収録。解説によると第4作目とは時期的に重なっており意図的に振り分けた模様。そのためか本作では不可能犯罪系というかトリッキ...

冴えない風采ながらも鮮やかな知性を光らせる名探偵ブラウン神父シリーズ3作目。前作とはだいぶ期間が空いているためかシャーロック・ホームズを意識した『復活』が冒頭に収録。解説によると第4作目とは時期的に重なっており意図的に振り分けた模様。そのためか本作では不可能犯罪系というかトリッキーなのが多い。個人的にブラウン神父モノはトリックの宝庫と言われているけど『ムーンクレサントの奇跡』みたいに冒頭の美談めいた話が真相に繋がるみたいな人生の妙味を説いたところに味わいがある気もする。 読んでいて気になるのはブラウン神父は飄々としているのでやはりフラウボーのような相棒をレギュラーで固定して欲しかった。

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2023/09/24

「世間の人たちは、あれこれなんでも、実証されていない主張をたやすく鵜呑みにしてしまう。これにかかったら、おなじみの合理主義も懐疑主義も沈没です。まったく海の波のように押しよせてくる。その名は迷信という」 2019/8/11読了 傑作の誉れ高き『犬のお告げ』より。迷信をフェイクニ...

「世間の人たちは、あれこれなんでも、実証されていない主張をたやすく鵜呑みにしてしまう。これにかかったら、おなじみの合理主義も懐疑主義も沈没です。まったく海の波のように押しよせてくる。その名は迷信という」 2019/8/11読了 傑作の誉れ高き『犬のお告げ』より。迷信をフェイクニュースと言い換えても、全く違和感がない言葉。

Posted by ブクログ

2022/03/05

不可能犯罪が書かれている。心理的、性格的な分析に重点を置いているように思う。「犬のお告げ」は解説にある「密室トリックと凶器の行方を突き止めるブラウン神父の推理」は見事だと思うが誰が犯人かは、あまりにもストレート過ぎるように思えた。「ダーナウェイ家の呪い」が一番好きだ。トリックには...

不可能犯罪が書かれている。心理的、性格的な分析に重点を置いているように思う。「犬のお告げ」は解説にある「密室トリックと凶器の行方を突き止めるブラウン神父の推理」は見事だと思うが誰が犯人かは、あまりにもストレート過ぎるように思えた。「ダーナウェイ家の呪い」が一番好きだ。トリックには想像するとゾッとするが、トリック自体にはとても驚かされた。本棚の秘密に関しては、後味悪く、解説を読んでニヤリとさせられる。

Posted by ブクログ

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