![天に星 地に花(下) 集英社文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001887/0018872068LL.jpg)
- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1225-07-06
天に星 地に花(下) 集英社文庫
![天に星 地に花(下) 集英社文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001887/0018872068LL.jpg)
902円
獲得ポイント8P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2017/05/19 |
JAN | 9784087455847 |
- 書籍
- 文庫
天に星 地に花(下)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
天に星 地に花(下)
¥902
在庫なし
商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
幕府に翻弄される庄屋、圧政に苦しむ百姓、身命を賭して民を守る名君…。医師を志す大庄屋の次男・庄十郎が成長していく姿を通して、筑後平野に息づく、さまざまな人生の哀歓を描く。
Posted by
著者の久留米3部作。 「天に星、地に花、人に慈愛」は決して浮ついた言葉ではなく、治政者、医師の心に刻まれている。 著者らしく真摯に書かれた中身の詰まった内容で、充実した読了感が味わえる。
Posted by
時は1700年前半、久留米の大庄屋の次男として生まれた主人公。各地の庄屋を取りまとめる大庄屋は兄が継ぐことは決まっているなかで、自分の道を決められずにいた。 ある日領主の理不尽な要求に反発した百姓たちが城下を火の海にしようと集まり手に鋤や鍬を持って続々と城下へ向かう場面に遭遇する...
時は1700年前半、久留米の大庄屋の次男として生まれた主人公。各地の庄屋を取りまとめる大庄屋は兄が継ぐことは決まっているなかで、自分の道を決められずにいた。 ある日領主の理不尽な要求に反発した百姓たちが城下を火の海にしようと集まり手に鋤や鍬を持って続々と城下へ向かう場面に遭遇する。結果的には領主と百姓の間に入った家老が事を収めるのだが、その光景は主人公の心に焼きつき、さらにその家老の立派な処置に感銘を受ける。 そうこうしているうちに疱瘡にかかり生死をさまようが腕利きの医師に命を救われるが、彼がうつしてしまった母と女中が死んでしまう。それを機に兄との確執が生まれ、そして主人公は命を救ってくれた医師に弟子入りすることを決心する。 20年ほど師匠の元で修業した後、故郷近くで開業。平穏な日々が続くが、代替わりした領主によりまたもや理不尽な要求が課され、本格的な一揆になっていく。 百姓ではない立場で当時の百姓の暮らしぶりや苦労ぶり、領主の横暴さなどで領民が振り回される様をリアルに描いている。 当時はこんな感じだったんですよというのと、医師とは本来こうあるべきというのを主人公を通して伝えている感じ。全体的に淡々としていて、一揆などは起こるものの物語として盛り上がるわけでもないので、退屈と言えば退屈。ただ当時の様子がリアルでよく調べているなぁという感じ。
Posted by