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一枚の切符 あるハンセン病者のいのちの綴り方
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一枚の切符 あるハンセン病者のいのちの綴り方

崔南龍(著者)

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一枚の切符 あるハンセン病者のいのちの綴り方

2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2017/05/01
JAN 9784622086017

一枚の切符

¥2,860

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2023/04/21

どのような経緯で療養所にはいったのか。 療養所での患者作業などについて。 長島から橋まで歩いた時、とても長い道のりだった。 農作業の手伝いで夜に歩いて戻ったことについての回想、あの道のり(今は整備されている)を?と思った。 「差別というのは力の差、優劣から生まれ、人によって作ら...

どのような経緯で療養所にはいったのか。 療養所での患者作業などについて。 長島から橋まで歩いた時、とても長い道のりだった。 農作業の手伝いで夜に歩いて戻ったことについての回想、あの道のり(今は整備されている)を?と思った。 「差別というのは力の差、優劣から生まれ、人によって作られていく。そらをなくそうとして人びとは声をあげ、運動を起こし、被差別者は支援者たちといっしょになることで力をつける。自分が弱い立場であれば、ひとつ強くなってその上に立ったのだから、差別を克服した気持ちになるだろう。しかし、本当にそうだろうか力の競争を繰り返し、かえって差別される人を生み出してしまうのではないだろうか」(140-141ページ) 「注射を打ってもらっているのは生身の人間であるから、それだけでもつらいのに、病人の感情までも傷つけないで欲しい」(256ページ)

Posted by ブクログ