商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/05/11 |
JAN | 9784062903493 |
- 書籍
- 文庫
ヤマネコ・ドーム
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ヤマネコ・ドーム
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
敗戦から3.11まで。米兵との間に生まれた混血孤児等の苦悩の人生が、幼少時の忌まわしい出来事を核に描かれる。読了後、放心状態に陥った。争いも災害も後を立たず疫病の流行もあった。平和も安全も脆く崩れる。都合の悪いものから目を背け蓋をすることへの警笛にも感じた。いとうせいこう『想像ラ...
敗戦から3.11まで。米兵との間に生まれた混血孤児等の苦悩の人生が、幼少時の忌まわしい出来事を核に描かれる。読了後、放心状態に陥った。争いも災害も後を立たず疫病の流行もあった。平和も安全も脆く崩れる。都合の悪いものから目を背け蓋をすることへの警笛にも感じた。いとうせいこう『想像ラジオ』が読みたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物が多すぎて何度も読み返さないと分からなくなるけれど、読むたびに何とも言葉にし難い感情が湧いてくる。 その理由としては登場人物の負い立ちや、事件、災害等、たくさんの悲しい出来事が激しく絡まりあっているからだと思われる。 読みやすい本ではないと思うけれど、今のコロナや世界のどこかで起こっている戦争など、平和が簡単に崩れてしまいそうな今だからこそ、沢山の人に読んで欲しいと思う。
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著者:津島佑子(1947-2016、三鷹市、小説家) 解説:石原燃(劇作家)、安藤礼二(1967-、東京都、文芸評論家)、与那覇恵子(1952-、那覇市、日本文学)
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