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新・神話学入門
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新・神話学入門

山田仁史(著者)

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新・神話学入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝倉書店
発売年月日 2017/04/01
JAN 9784254500257

新・神話学入門

¥2,750

商品レビュー

3.7

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2020/08/15
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世界各地の神話を、神話学における研究史を中心に概説した書。各々の神話のエピソードを交えつつ、神話学(≒ヨーロッパ世界)が様々な神話体系とどのように接触してきたのか、そしてそれをどのように解釈してきたのかを概観する。 本書は、神話学を各々の神話の研究史から解説したものである。タイトルに『新・神話学入門』とあるから神話学の理論等を概説した入門書と思われる方もいるかもしれないが、本書はどちらかというと神話学"史"の入門書と言ったほうがいいかもしれない。というのも、本書の着眼点は神話学が各々の神話をどのように"発見"し研究してきたのか、言い換えるならヨーロッパが他の地域の神話をどのように捉えて受容してきたか、というところにあるからである。本書は全12章からなっており、(比較研究の基準となる)ユダヤ・キリスト教の聖書やギリシャ・ローマ神話から始まり南北アメリカ・北欧・ケルト――といった形で各々の神話研究の流れや主要人物などを概観していく。各項目は要点がコンパクトにまとめられており、また章末の参考文献も充実しているので、各々の神話がどのように研究されてきたのかをさっと見ることができる面白い一冊だといえるだろう。 (ただ、個人的に「神話が人の心を引き付けるのは神話が〈滅びの風景〉を描いたものだから」という意見には疑念を抱いた。確かに著者が例として挙げる『ポポル・ヴフ』や『カレワラ』のように、民族の危機を前にしたナショナリズムの高まりが神話の"編纂"に寄与したケースは少なくないが、同じ例として挙げられている『古事記』はむしろ歴史の"勝者"としての神話であろう。歴史の「勝者」「敗者」は単純明快に決まっているものではなく、寧ろそうした視点の時代性も研究の対象となっている昨今に神話をそのようなノスタルジックなロマンで語るのは少々ナイーブが過ぎるのではとも感じた)

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2018/03/05

 神話そのものというよりは、まさしく「神話学」の入門書という感じだった。12章に渡って、様々な地域の神話研究の起こりや変遷を中心に取り扱っていて、その中でいくつか神話のエピソードや概説が挟まれる、といった内容だ。  神話同士を細かく比較し、様々な事例を引いてきて突合せ、分析するよ...

 神話そのものというよりは、まさしく「神話学」の入門書という感じだった。12章に渡って、様々な地域の神話研究の起こりや変遷を中心に取り扱っていて、その中でいくつか神話のエピソードや概説が挟まれる、といった内容だ。  神話同士を細かく比較し、様々な事例を引いてきて突合せ、分析するような内容かと思っていたので、少し想像していた内容とは違った。とはいえ、神話学が興隆する過程を知るには良い一冊であると思われる。

Posted by ブクログ

2017/09/06

様々な文明の神話を、ヨーロッパ人が出会った順にまとめた本。まずは自己が帰属するキリスト教から始まり、ギリシャ・ローマという過去へ、そして大航海時代の波に乗り、世界中へと視点は広がる。 その神話の特徴や、他の神話との類似点がコンパクトにまとめられている。 古事記などの書物としてま...

様々な文明の神話を、ヨーロッパ人が出会った順にまとめた本。まずは自己が帰属するキリスト教から始まり、ギリシャ・ローマという過去へ、そして大航海時代の波に乗り、世界中へと視点は広がる。 その神話の特徴や、他の神話との類似点がコンパクトにまとめられている。 古事記などの書物としてまとめられた神話を持つ日本文化は特異だという著者の指摘に、今更ながらうなずいた。 また、神話を書き遺すという形で、自国の文化を残そうと努力した人や、異文化に先陣を切って立ち向かった人の功績を知る事ができ、興味深かった。

Posted by ブクログ

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