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下山の時代を生きる 平凡社新書841
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2017/04/01 |
| JAN | 9784582858419 |
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下山の時代を生きる
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下山の時代を生きる
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
言葉や文化の違いについて深く考えさせられる内容が展開されており、特に異文化理解の重要性が強調されています。著者は、現代の語学教育が「使える」ことに偏重している現状を指摘し、言語の背後にある文化や価値観を理解することの大切さを訴えています。具体的には、日本の象徴である日の丸の色に対する世界の認識の違いを例に挙げ、異文化の視点から見ることで新たな理解が生まれることを示唆しています。また、著者が提唱する日本文明の可能性についても触れられ、これからの世界に対する自信が感じられます。平田オリザとの関連性を通じて、地域活動や図書館の役割についても考えさせられる一冊です。全体を通じて、文化の多様性や教育の在り方についての新たな視点を提供してくれる作品となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
日本文明はこれからの世界全体の文明に対して立派な手本になれる。 その要素があるに気づいていない。 そのことが語られている。
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平田「…いまの語学教育は、『使える』ということのみに偏っている」 鈴木「…日本のこれからの一般の外国語教育は異文化理解ということを主にして展開すればいい。『月は黄色』と日本人は思うけれど、白と思う国もあるんだよ。中国では太陽が白なんだよ。…逆に日本の日の丸は赤でしょう。ところが...
平田「…いまの語学教育は、『使える』ということのみに偏っている」 鈴木「…日本のこれからの一般の外国語教育は異文化理解ということを主にして展開すればいい。『月は黄色』と日本人は思うけれど、白と思う国もあるんだよ。中国では太陽が白なんだよ。…逆に日本の日の丸は赤でしょう。ところが世界中の人に『これはなんだ?』と聞いたら、ほとんどの人は『血』って答えますよ。だいたい世界の人の赤い丸は血なんです。日本人だけが太陽だと思っている。…」 言葉や文化の違いの「面白さ」を どこかに置き忘れて 使うことばかりを念頭に言語教育をしていないかと 考えさせられたやりとり
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たとえば富士山には、宝永山という瘤があるでしょう。あの瘤って、甲府側からは見えない。甲府側から見ると陰になる。ところが湘南あたりだと瘤がはっきり見えて、もっと西に進んで東海道側にくると、今度は瘤は富士山に吸収されてまた見えにくくなる。このように、立ち位置によって人間は同じモノの見え方が少し違ったり、まったく見えなかったりするのです。だからヨーロッパ人は、甲府から富士山を見ているようなもので、宝永山が見えない。(p.38) (平田)演劇はいかに上手に人を騙すかの芸術ですから。嘘を本当だと思わせるのが演劇です。舞台空間は海にもなるし過去のどこかの国にもなる。だから演劇教育がやっと、いろいろなところで行われるようになってきました。(p.77) (鈴木)日本の文化というものは、中国からも、韓国からも、西欧からも、アメリカからも入った。それらを寝かせて醸造したから、気がつくとワインの質でも世界的なレベルになっているし、ウィスキーはスコットランドよりも日本産のほうが高級になっちゃった。全世界のいいものがやってくると、日本人は「失礼」といってそのエッセンスをいただいて、さらにいいものを生み出しちゃう。それができるのは、日本は外国の侵略を受けて根本から揺すられないからです。(pp.95-96) (鈴木)私は名刺を持っていないのですが、パーティーに出ても、「名士は名刺が入らないんです」って言うと相手は笑ってくれる。そういう具合に自分の演出をすることも大切で、それで相手に深い印象を残せるのです。それが私の特技です。日本という国と外国との接点(インターフェイス)には、そういう私みたいな変な日本人が少数派必要なんだというのが私の持論です。(p.112)
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