商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784040821139 |
- 書籍
- 新書
「考える人」は本を読む
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「考える人」は本を読む
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
それぞれが結構分量長めの書評集。でもなかなかに読ませるものが多く、素直に気になる作品が多かった。特に気になったのは以下。 僕らの仕事は応援団 へろへろ 次点で 〆切本
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仕事も勉強も人間関係も、困ったときはまず「検索」。便利さとひきかえに失っているのが、自ら考える時間かもしれません。読書の海を泳ぎ続けてきた著者が「考える」をテーマに25冊を厳選。きっと大切な一冊に出会えます。 特に井上ひさし関係の2冊を読みたくなった。
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惜しまれつつ休刊した雑誌『考える人』のメールマガジンの文章の中から、27回分を選んで加筆、修正の上、再構成したもの。 まず、最初に紹介される本の書名が『それでも、読書をやめない理由』なのに思わずにやり。 もうつかみはオッケーです。河野さんっ。 次の本は『〆切り本』。編集者だった河...
惜しまれつつ休刊した雑誌『考える人』のメールマガジンの文章の中から、27回分を選んで加筆、修正の上、再構成したもの。 まず、最初に紹介される本の書名が『それでも、読書をやめない理由』なのに思わずにやり。 もうつかみはオッケーです。河野さんっ。 次の本は『〆切り本』。編集者だった河野さんにはツボだったようで、三回連続で取り上げられている。 どの書評も「えー、社会人応援団?闘牛士のノンフィクション?ドーピング疑惑をかけられたツールドフランス覇者の自伝?うーん、全然食指が動かないな」と最初は思うのだが、(自分の好みの範疇外だった)読んでいく内に段々引き込まれてきて、読み終わる頃には紹介されている本が無性に読みたくなっている。魔法? 全部読了して印象に残っているのは今はもう亡い方達のこと。著者と親交のあった方達もいる。山際淳司さん、米原万里さん、、、。皆さん、人間としても個性的で、更には稀有な書き手だったのだな。 最後は『わくわく動物ランド』でもおなじみだった動物学者の千石正一さん。2017年にお亡くなりになった。 彼の遺書とも言える本の書評でミーム(文化的遺伝子)の事に言及されている。こうやって河野さんが紹介してくれた千石さんのミームは、この本によって広まり、もしかしたら誰かを鼓舞したり、救ったりするのかもしれない。そう思うともう、胸がいっぱいになる。
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