商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/04/19 |
JAN | 9784062940696 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.5
23件のお客様レビュー
タイトルやあらすじでは正直どんな話かは分かっていなかった← お客様に物語を味わってもらうために、舞台とか、役者とか、もろもろそろえて劇をする、みたいなエンタメを提供している会社で、新人の女の子が初めての本格ミステリー作品で右往左往する話、かな。 とにかくこの新人の女の子が凄かった...
タイトルやあらすじでは正直どんな話かは分かっていなかった← お客様に物語を味わってもらうために、舞台とか、役者とか、もろもろそろえて劇をする、みたいなエンタメを提供している会社で、新人の女の子が初めての本格ミステリー作品で右往左往する話、かな。 とにかくこの新人の女の子が凄かった!犯人とかは、まあそうかなーってうすうす感ずいてはいたけど、とにかくそこに行くまでの女の子の言動!なんとポジティブなことか! 表紙みた時には、小説書く方が変人で、女の子の方が常識人なのかと思ってたら全くの逆やった!一緒になって疾走させてもらいましたฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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物語を現実世界で体験できる新しいエンターテインメント「メタブック」を提供するディリュージョン社。 そこで働く事となった新人エディターの森永は、天才ライターの手塚と共に「不可能犯罪を体験したい」という依頼人のため完璧な舞台と台本を用意する。 しかし、怪しい手紙や殺意を感じる事件など...
物語を現実世界で体験できる新しいエンターテインメント「メタブック」を提供するディリュージョン社。 そこで働く事となった新人エディターの森永は、天才ライターの手塚と共に「不可能犯罪を体験したい」という依頼人のため完璧な舞台と台本を用意する。 しかし、怪しい手紙や殺意を感じる事件など、不測の事態が続き……。 現実世界に舞台を作り、物語を実際に体験させてくれる会社・ディリュージョン社を舞台にした小説です。 『謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー』に、こちらの短編が載っていて、本編をやっと読めました。 ワクワクする物語を現実で、しかも自分の希望するポジションで(安全に)楽しみたい。まさに夢のような体験。憧れる読書家さんも多いんじゃないでしょうか。私も出来る事なら体験してみたい。探偵役はさすがに荷が重すぎるけど……! それこそ助手とかトリックスター的なポジションとかやってみたい。子供の頃ごっこ遊びばかりしていた個人的にはめちゃくちゃ心惹かれます。 主人公が、こういった会社に勤めている割に全く本を読んだりしない女性なので、それゆえに小説・ミステリならではの「お約束」に捕らわれない存在なのは分かるのですが、でも、そうだとしても、そして書いてるのが小説家さんだとしても、自分の好きな物(=読書)を軽く扱われるのってあまり面白いものじゃないなと感じてしまいました(笑) 今は、今年(2024年)できたばかりのイマーシブ・フォート東京などで、物語への没入体験ができるとか。現実世界とフィクション境界もだんだんと近づいていっている気がします。
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- ネタバレ
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小学生の頃「夢水清志郎」シリーズが大好きだった私にとっては久しぶりのはやみね氏作品。 大人向けに書かれた本作、メタブックという中々入り組んだ設定ですが読みやすさは健在。 懐かしい感慨に浸りつつ、楽しく読めました。 読後感の良さが魅力ですね
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