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トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784396615970 |
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トランプの黒幕
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
【背景から前景へ】アメリカの共和党保守派に自ら食い込んだ著者が,時に偏見をもって語られるその実像に迫った作品。共和党保守派の理念や力の源泉を明らかにしながら,トランプ政権の政策についての分析を加えています。著者は,早稲田大学の招聘研究員として活躍するとともに,Tokyo Tea ...
【背景から前景へ】アメリカの共和党保守派に自ら食い込んだ著者が,時に偏見をもって語られるその実像に迫った作品。共和党保守派の理念や力の源泉を明らかにしながら,トランプ政権の政策についての分析を加えています。著者は,早稲田大学の招聘研究員として活躍するとともに,Tokyo Tea Partyの事務局長を務める渡瀬裕哉。 共和党保守派の分析については言わずもがなですが,今日のアメリカの政治が,理念のレベルで大きく動いていることが追体験できる一冊です。その考え方についてどう思うかはさておき,アメリカを考える上でもはや避けて通ることができないテーマのように感じました。 〜筆者はポピュリズムの正体は,リベラルなエスタブリッシュメントたちが作ったポリティカル・コレクトネスを規範としたグローバリズムに対する,各国の中に潜在化したナショナルヒストリーによる対抗運動として捉えている。〜 やっぱり生の情報に当たっている人は深度が違う☆5つ
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著者は米大統領選の結果が出る前からトランプの当選を予測していたという。共和党保守派と繋がりのからのが深い著者が日本のマスメディアでは伝わらない米国の内情をファクトベースで解説。マスメディアの米政府論は疑問を持ちつつあまり興味がなく華麗にスルーしてましたが、知ることやはり重要ですね...
著者は米大統領選の結果が出る前からトランプの当選を予測していたという。共和党保守派と繋がりのからのが深い著者が日本のマスメディアでは伝わらない米国の内情をファクトベースで解説。マスメディアの米政府論は疑問を持ちつつあまり興味がなく華麗にスルーしてましたが、知ることやはり重要ですね。政治はコロコロ風向きや登場人物が変わるので本質的には常にモニターしてないといけないわけですが、それは興味外。米のイメージを押し付けられたように国内でも似たような報道がされていることに改めて目を向けるべきか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
米国大統領選挙にてトランプ勝利を予測していた筆者だからこそわかる状況分析。 なぜトランプ勝利の後、それを予測出来なかった日本の有識者やメディアがその要因を”隠れトランプ”のせいにしたか? 「選挙分析のど素人の有識者らが自らの見解の誤りの理由を求められた際、このほぼ誰にも検証不可能な理屈を採用することは、都合が良かったという事情」 この文章を読んで、福島原発事故の原因に対し”想定外”と答える東電を思い出しました。 リスクマネジメントを怠った結果を”想定外”という状況のせいにした事と似ている気がします。 あの頃から変わってないですね。 目から鱗だったことは、米国と日本では「保守」の持つ意味が180度考え方が違うという点。 日本の保守派は明治維新による中央集権化を起点とし、米国の保守はボストン茶会事件を起点としている。 自民党の政官財の鉄のトライアンゲルこそ、共和党保守派にとって敵対する共和党主流派や民主党の姿だということ。 どちらも歴史の起点を重視するという点では一緒だけど、歴史が違うという、考えてみれば当たり前の事なんですね。 ひとつ気になったのは、この本には科学政策に対する考察が全くない。これはトランプ自身が科学への知見がないのかな、と思う。 パリ協定脱退に対する解析を聞いてみたいものだ。 締めに扉裏の筆者のセリフを 「このままでは、日本は今後の対米認識と対応について、致命的なミスを犯すであろう。 今、私たちはトランプに関するメディアや有識者らのヒステリックな反応から距離を取って、トランプ政権の本質に迫る冷静な考察を深めるべきなのだ」
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