商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2017/04/10 |
JAN | 9784846016043 |
- 書籍
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ソニア・ウェイワードの帰還
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ソニア・ウェイワードの帰還
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
人気作家(ハーレクイン・ロマンスのような大衆恋愛小説?)の妻が亡くなり,何を思ったか夫がその死体を捨てることによって始まる騒動を描く. 小心者のヒモ夫がやることなすこと全て裏目にでて,嘘に嘘を重ねざるを得ない様子が綴られていくのだが,なんとなくそれで世の中を泳ぎ渡れてしまっている...
人気作家(ハーレクイン・ロマンスのような大衆恋愛小説?)の妻が亡くなり,何を思ったか夫がその死体を捨てることによって始まる騒動を描く. 小心者のヒモ夫がやることなすこと全て裏目にでて,嘘に嘘を重ねざるを得ない様子が綴られていくのだが,なんとなくそれで世の中を泳ぎ渡れてしまっているので,何だか幸せな男だ.
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そんなに古い作品とは思わなかったが解説を読んだらとっくに亡くなっている作家でびっくりした。確かに携帯電話もインターネットも出てこないが全然不自然に感じなかった。 夫がその場凌ぎのアホすぎる。
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女流ロマンス小説家の妻が急死し、その死体を海に捨てた夫のペティケート大佐。それを隠そうと…、という感じで始まる本作ですが、久しぶりのマイケル・イネスは面白かった。ノンシリーズ作品ですが、H.R.F.キーティングの「海外ミステリ名作100選」にも選ばれていたりなどしており、待望の翻...
女流ロマンス小説家の妻が急死し、その死体を海に捨てた夫のペティケート大佐。それを隠そうと…、という感じで始まる本作ですが、久しぶりのマイケル・イネスは面白かった。ノンシリーズ作品ですが、H.R.F.キーティングの「海外ミステリ名作100選」にも選ばれていたりなどしており、待望の翻訳です。訳者さんも解説者さんも訳注が多いことを気にかけていましたが、それは気にならず、読みやすかったです。 予想の斜め上の展開にページをめくる手も速まり、(第一部第五章の展開にはビックリしました、)さすがに終盤になると何となく結末も予想できるのですが、シニカルなラストにニヤリとした一方、このペティケート大佐の小物っぷりが身につまされるというか、他人事ではないというか、なんだか自分自身の姿を見ているような気がして。。。でも、だからといって卑屈になることはありませんでしたが(汗)
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