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知らなかった、ぼくらの戦争
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知らなかった、ぼくらの戦争
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商品レビュー
4.3
21件のお客様レビュー
それぞれの場で経験した「戦争」をアメリカ人のアーサー・ビナードさんが聞き、考察されています。 そこで生活する、その場にいた、一人ひとりの人から見た「戦争」の情景が描かれていて、興味深く読みました。 北は択捉島、南は奄美、沖縄まで。 あるいはアメリカで暮らしていた日本人や、戦後...
それぞれの場で経験した「戦争」をアメリカ人のアーサー・ビナードさんが聞き、考察されています。 そこで生活する、その場にいた、一人ひとりの人から見た「戦争」の情景が描かれていて、興味深く読みました。 北は択捉島、南は奄美、沖縄まで。 あるいはアメリカで暮らしていた日本人や、戦後間もない時期にアメリカに留学した日本人、日本国内でありながらパスポートが必要な場所で暮らしていた日本人のお話など、初めて知るエピソードがぎゅっと詰まっていました。 人のぬくもり、息づかいが伝わってくるような、貴重な内容でした。
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戦争はぜったいにしてはいけない アーサーさん、テレビでお見かけした事はあったけど、どんな方が存じ上げなかった アメリカの方だけど、すごくフラットな目で戦争について細かく調べ聞き取っておられながら、 戦争を美化してしまう日本的なところもしっかりえぐってくるところ オバマ大統領...
戦争はぜったいにしてはいけない アーサーさん、テレビでお見かけした事はあったけど、どんな方が存じ上げなかった アメリカの方だけど、すごくフラットな目で戦争について細かく調べ聞き取っておられながら、 戦争を美化してしまう日本的なところもしっかりえぐってくるところ オバマ大統領が広島に訪れたときに通訳もしておられるのに、大統領はオスプレイを褒め称えるために岩国に来たついでに広島に寄った、オスプレイをはべらせて、と 誰もそこに疑問を感じていなくてがパフォーマンスであると 通訳の方がここまで言ってしまうなんて 表現がしょぼいけどすごい人なんだと思う 以下気になったところの抜粋 国は国民を守らない 前後70年(本による)戦争で1人も殺していないし、殺されてもいない、これはすごいこと だから憲法9条は守らないといけない 日本にも最低限の軍備は必要? なしくずし的に集団的自衛権まで広げられどんどん軍備が進んでいる事はおかしいと言わないといけない パンプキンという原爆を落とすための練習用爆弾があった 日本は今前後だけど アメリカはずっとどこかと戦争をしていて ずっと戦中なんだと 災害の時に国や行政をはなから信じていない 1945年以降の GHQからGMO、DDT、NHK、CIA、FBI、TPP… 日本はアメリカからくるアルファベット3文字に面倒ごとを持ち込まれてるねって 鋭くて、優しく強い感じが伝わってきました そして いろんな方のインタビューは残しておかなければいけない大切な記録だと思う
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著者はアメリカ人の詩人。戦争体験がない著者が、日本人の戦争体験者を訪ねて話を聞く。 インタビューの相手は、真珠湾攻撃に参加したパイロット、被爆者、強制収容所に入れられた日系人、元日本兵、沖縄からの疎開中に船が沈没し漂流した女性など。今だから語られる当時の生々しい証言が、当時の戦...
著者はアメリカ人の詩人。戦争体験がない著者が、日本人の戦争体験者を訪ねて話を聞く。 インタビューの相手は、真珠湾攻撃に参加したパイロット、被爆者、強制収容所に入れられた日系人、元日本兵、沖縄からの疎開中に船が沈没し漂流した女性など。今だから語られる当時の生々しい証言が、当時の戦争の空気感みたいなものを伝えてくれる。戦争の歴史的事実は学校や戦記物で知ることができるが、その時代の空気は、それに携わったか又は被害を受けた当事者にしかわからない。戦争体験者が徐々に少なくなる中、当事者の声を拾い集めておくことは重要だと思う。(この本ではインタビューを受けた後、亡くなった方が多い)著者は、それぞれのインタビュー後にコメントをつけているが、体験者へ寄り添う姿勢と率直な感想が良いと思った。インタビューされた人たちの悲惨な戦争体験を読むと、今の時代に生きられる幸せを感じる。 とても良い本だと思う。
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