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枕と寝具の科学 B&Tブックス
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枕と寝具の科学 B&Tブックス

久保田博南(著者), 五日市哲雄(著者)

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枕と寝具の科学 B&Tブックス

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日刊工業新聞社
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784526076947

枕と寝具の科学

¥1,760

商品レビュー

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2017/05/06
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枕、敷き布団、掛け布団、マットレス、ベッドフレーム等全般について解説している。 知っていることも多いが、意外と知らないこともあったりして、参考になるところも幾つかあった。 特に流行の腕時計タイプの活動計が良くないことや、電磁波がセロトニンの分泌に悪影響を与えるので枕元にスマホを置かない方が良いというのは参考になった。 後は、寝具を選ぶ際の参考になる情報も含まれていた。 ・目覚ましには音よりも光を使った方がよく、そのような商品も販売されている(がまだ良い商品は高価)。 ・多角形枕を1か月使用してみたところ、慣れるにしたがって快適に感じた。特徴は、上向きと横向きのどちらの向きでも枕にフィットする形状になっていること。また保冷剤を入れられるため、頭寒足熱の原則に合致すること。 ・掛布団としては、軽いという事が重要な要件。重いと毛細血管が圧迫されて、痺れなどの問題が生じる。また、寝返りが打ちづらい。 ・敷き布団では、耐圧を分散させる「浮圧式」と称されるものが良い。最たるものはウォーターベッドだが手入れが面倒。また、夏用と冬用で裏返して疲れるような商品もある。 ・ダウンの特性を示す数値FPの目安は、700以上なら高品質、550~700なら良質、500以下なら低品質。 ・マットレスにはポケットコイルと昔からのボンネルコイルがある。ポケットコイルはスプリングが独立しているので、体圧を分散させることが出来るが通気性に難がある。ボンネルコイルはスプリングが連携しているため硬めの寝心地になるが、通気性は良い。さらに「高密度連続スプリング」により耐圧を分散させることが出来るようになった。 ・ベッドフレームのうち、箱型や引き出しタイプは床面接地のためホコリの侵入は防ぐものの通気性に難あり。 ・腕時計をした状態で寝ると、手首の触覚と圧覚を通して脳に信号が送られるため、意識には上らないが自律神経が活動してしまい、睡眠の邪魔をする。 ・寝る時に裸で寝るのは、衣服による締め付けがなくなりストレスがなくなること、新陳代謝が促進されることため、睡眠には良いが、発汗により寝具の汚れが増したり、災害時に裸では飛び出すことが出来ない等のデメリットもなる。 ・日本人はセロトニンの分泌がアメリカ人に比較すると大変少なく、神経質で心配性な傾向がある。 ・快眠を得られる寝床の中の温度は32~33度、湿度は50%が理想。 ・電磁波はメラトニンの産出に影響を及ぼすので枕元にスマホなどを置かない方が良い。

Posted by ブクログ

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