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日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」 角川ソフィア文庫
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日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」 角川ソフィア文庫

網野善彦(著者)

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日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」 角川ソフィア文庫

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784044001919

日本中世に何が起きたか

¥968

商品レビュー

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2023/10/28

「なぜ、平安末・鎌倉という時代にのみ、すぐれた宗教家が輩出したのか」 ぐいと引き付けられる素晴らしい問いではないかと、書店にて速攻で買い求めた本書。その答えは「社会の変革期だから」という、至極当たり前の論説。本書は硬派な歴史書でもあり、それ以外の答えが出てきてしまうのであれば「...

「なぜ、平安末・鎌倉という時代にのみ、すぐれた宗教家が輩出したのか」 ぐいと引き付けられる素晴らしい問いではないかと、書店にて速攻で買い求めた本書。その答えは「社会の変革期だから」という、至極当たり前の論説。本書は硬派な歴史書でもあり、それ以外の答えが出てきてしまうのであれば「トンデモ本」の仲間入りをしてしまうわけだから、むしろ素直に向き合える。 ただし「社会の変革期」ということに関する著者の論考の中身は、切り口鋭い。中世に初期資本主義が萌芽していたという推論に端を発し、"農耕社会ではない市場”のスケールを見積もろうとしている。 再読候補。

Posted by ブクログ

2022/03/15

教科書にも是非、網野的な歴史観を取り入れてほしい。 社会を再構築していかなければならない2020年代において、こういう網野的な視点、視座は自分達をメタ認知するのにも、現代に蔓延る差別を解消するのにも大いに役立つはず。 教科書に入れられないのなら、課題図書として是非全国の歴史の先生...

教科書にも是非、網野的な歴史観を取り入れてほしい。 社会を再構築していかなければならない2020年代において、こういう網野的な視点、視座は自分達をメタ認知するのにも、現代に蔓延る差別を解消するのにも大いに役立つはず。 教科書に入れられないのなら、課題図書として是非全国の歴史の先生には授業の中で取り入れて欲しい。 歴史弱者の僕には、そう思えるくらい新しい視点が多く含まれていた。 勉強になりました。

Posted by ブクログ

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