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うつほ物語論 物語文学と「書くこと」
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 笠間書院 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784305708373 |
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うつほ物語論
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目次 はしがき 『うつほ物語』各巻紹介 登場人物系図 序章 書くことを意識した物語 一 『伊勢物語』 二 『大和物語』 三 『うつほ物語』 四 『源氏物語』 五 『うつほ物語』における物に文字を書くという行為の特異性 第一章 物に書きつく―『うつほ物語』における言語認識 一...
目次 はしがき 『うつほ物語』各巻紹介 登場人物系図 序章 書くことを意識した物語 一 『伊勢物語』 二 『大和物語』 三 『うつほ物語』 四 『源氏物語』 五 『うつほ物語』における物に文字を書くという行為の特異性 第一章 物に書きつく―『うつほ物語』における言語認識 一 物に文字を書く実忠 二 物に文字を書く仲忠 三 実忠と仲忠からの文字を書きつけた贈り物の比較 四 あて宮と仲忠の意思疏通 五 あて宮への求婚からいぬ宮の入内へ 六 『うつほ物語』における言語認識 資料『うつほ物語』における文字が書かれたもの・文字と対になった贈り物一覧 第二章 紙に書きつく―人物関係を構築する文(ふみ) 一 文の遣り取りの有無の判断と人物関係の有無 二 隠蔽される文―物語を動かす可能性の提示 三 見られ代返される文―人物関係が再度成立する分岐点 四 見られる文―人物関係の確認 五 差出人と受取人の特定の重要性―関係の明確化 六 証明としての文―保険としての情報開示と「消息」 七 人物関係を可視化する文 第三章 「手本」の作成と〈手〉の相承 一 『うつほ物語』における「手本」 二 『うつほ物語』における〈手〉 三 俊蔭伝来の蔵から出てきた書物と仲忠の〈手〉 四 仲忠が作成する「手本四巻」 五 すれ違う仲忠と藤壺の思惑 第四章 書の継承―「うつほ」をはじめとした籠りの空間と継承者 一 蔵開 二 女一の宮の懐妊からいぬ宮の産養まで 三 籠る仲忠 四 朱雀帝への進講 五 書の系譜 第五章 清原家の家集進講 一 清原家の書物の進講における春宮 二 朱雀帝によって創られた清原家の書物公開の場 三 菅原道真の献家集と仲忠の家集進講 四 清原家の書物の進講と史実の進講 五 『日本紀』の進講と清原家の家集進講 六 家集進講―清涼殿にできた籠りの空間 第六章 琴を支える書―公開の場の論理 一 二つの書の公開と二つの琴の公開 二 時刻表現の偏り 三 香る様が描かれる香り 四 雪と声が作りだす空間と楼 五 琴を支える書 第七章 「清原」家の継承と『うつほ物語』のおわり 一 〈琴〉と書の系譜 二 〈手〉の系譜 三 三つの系譜と継承されていくものの行く末 補遺―近世・近代の『うつほ物語』の研究 初出一覧 あとがき 索引
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