たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える

瀧森古都(著者)

• 販売会社／発売会社: SBクリエイティブ
• 発売年月日: 2017/03/15
• JAN: 9784797390377

商品レビュー

2025/01/11

切なさが詰まった話だったけど、胸が痛いところもあったけど、最後は心がほっこりした。
前半と最後で2回、ぽろぽろ泣いてしまった。
素敵なお話でした。

ラスト、前作のパチンコ屋が一瞬出てきて、嬉しくなりました笑

2024/06/20

子供の貧困問題とか、望まれずに生まれる子供とか、不妊で子供ができない夫婦とか、割と身近に転がっている問題だけど、それが絡み合ってなんとも切ないお話ではあった。

純粋無垢なリンゴと、インド人のオムが主人公の修二のそばにいてくれてよかったなと、そして何の因果で繋がるものかわからないなと思ったり。

今を大事に生きましょう。

2024/04/05

涙が止まりませんでした。

社会の荒波に揉まれ、思い悩む日々を送っている今だからこそ、こんなにも心に染みたんだと思う。本書に綴られている言葉に救われた。

「たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える」そういう意味だったのか。私も今日から、この言葉を支えにしよう。私も「今日」を生きる人間になりたい。

あと、爺やんの言葉に救われたな。
「どうにかなる。どうにかしたいと思ったら、どうにかなるもんさ」
どうにかなるのはどうにかしたいと思う気持ちがあるから、どうにかなるんだって。この考え方、いいな。
私も今の自分をどうにかしたいから。

文章も分かりやすく、スっと入ってきました。1日もかからず読了しました。
今、苦しい、辛いと思ってる人におすすめできる本です。気持ちが暖かくなりました。