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今日のハチミツ、あしたの私
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今日のハチミツ、あしたの私

寺地はるな(著者)

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今日のハチミツ、あしたの私

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784758413022

今日のハチミツ、あしたの私

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商品レビュー

4

105件のお客様レビュー

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2024/11/02

明日がどうなるかはわからないけど、だからこそ今日をしっかりしようと思える一冊。 生きている限り環境は変化していく、順応することも必要。 環境や置かれている境遇がさまざまに変わるのに強く生きる主人公が逞しい。

Posted by ブクログ

2024/08/25

寺地はるなさん、2作目の読了。 やっぱりこの人、好きだぁー…と頬が緩む。 心の声や感情の波は視覚的に読みとるのが難しいときがある。でも、それが小説なら……言葉で読者に伝えることができる。 それにしても前回の「どうしてわたしはあの子じゃないの」同様、どうしてそいつを好きになっちゃう...

寺地はるなさん、2作目の読了。 やっぱりこの人、好きだぁー…と頬が緩む。 心の声や感情の波は視覚的に読みとるのが難しいときがある。でも、それが小説なら……言葉で読者に伝えることができる。 それにしても前回の「どうしてわたしはあの子じゃないの」同様、どうしてそいつを好きになっちゃうの?と突っ込んでしまう。 碧、30歳まで付き合ってきたから別れられずにきたのか?と言いたくなるけれども……。まあ、人を好きになってしまうのに理由って特になかったりしますもんね。 安西の父は本当に気持ち悪かったです。安西も正直好きにはなれないです。けど、環境が人を変えるように、安西もまわりの接し方であんな大人になっちゃったんだろうな……と少し同情はします。 人に甘えさせることと、甘やかすことは違うということ、もっとたくさんの人が気づいてほしい。真百合の言葉、安西を弱いままにさせてきた周りを一喝したあの言葉は、本当に大事。傷つくことは悪じゃない。弱いところも傷つくことも誰にだってあるからこそ、それを受け入れ強くなっていかないと生きていけない。人と関わっていけない。そう思います。 最後の方で安西は変わることができた。それはきっと、寺地はるなさんからの「人は変わることができる」というメッセージと受けとりました。 人の可能性、自分の可能性を信じられるようにいたいと思いました。 そして、目に見えるものだけがすべてではない。 笑っているからといって、その人は本当に辛いことや悲しいことをなんにも経験せずに能天気に生きてきたわけではない。 と同時に、言葉にして相手に伝えることも大事であるということ。もっと気づいてほしいと願います。

Posted by ブクログ

2024/06/02

人生を変えていくのは自分自身の勇気と決断、そして人との縁なのかもしれない。 「あなた自身が、あなたを大事にしていないから。あなたがあなたを嫌っているから。だから周りの人はみんな、ますますあなたを大事にしないし、嫌いになる。こいつはそういうふうに扱ってもいいんだと思われてしまう。...

人生を変えていくのは自分自身の勇気と決断、そして人との縁なのかもしれない。 「あなた自身が、あなたを大事にしていないから。あなたがあなたを嫌っているから。だから周りの人はみんな、ますますあなたを大事にしないし、嫌いになる。こいつはそういうふうに扱ってもいいんだと思われてしまう。」 皆に嫌われているといった主人公に女性が言った言葉が心に残った。 「明日世界が終わるとしたら喜ぶ」と考えていた主人公が、「明日世界が終わるとしても明日は明日、今日は今日、だから今日を生きる」と思えるまでになるまでの物語。 ストレスで胃を痛めてしまうような女性が、自分の居場所を自分で作りだし前に進んでいく姿からパワーをもらった。 上手くいかないことだってたくさんある。 自分だけで乗り切れることもあれば、周囲の人に助けてもらうこともあるだろう。 それでいいんだと思った。 明日は明日の風が吹く…はず。

Posted by ブクログ

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