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守り方を知らない日本人 日本サッカーを世界トップへ導く守備のセオリー
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守り方を知らない日本人 日本サッカーを世界トップへ導く守備のセオリー

フランチェスコ・マクリ(著者), 宮崎隆司(著者)

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守り方を知らない日本人 日本サッカーを世界トップへ導く守備のセオリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 カンゼン
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784862553881

守り方を知らない日本人

¥2,640

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2018/05/13

日本サッカーがいかに守備の概念を理解していないか、イタリアのサッカー監督と一緒に徹底分析をした本。 イタリアサッカーはカテナッチョという鉄壁の守備が有名。しかし、なぜか守備偏重のように、消極的なマイナスイメージが伴う。 この本を読むと、イタリアのカテナッチョが攻撃につなげるた...

日本サッカーがいかに守備の概念を理解していないか、イタリアのサッカー監督と一緒に徹底分析をした本。 イタリアサッカーはカテナッチョという鉄壁の守備が有名。しかし、なぜか守備偏重のように、消極的なマイナスイメージが伴う。 この本を読むと、イタリアのカテナッチョが攻撃につなげるための守備であり、いかに効率的に、合理的に守るか、ロジカルな頭脳戦であることがよく分かる。 そして、この本の面白いところは、日本代表の試合、Jリーグの試合、U23日本代表の試合の具体的なシーン(分単位での各選手のポジション展開)を具体的に解説、いかに間違った動きをしているかを書いている。 批評される選手側にはキツいなと思うが、逆にイタリアではこのような批評が一般的なサッカーファンからもされているのだから、批評されることで、選手がより成長できるのであれば、どんどん批評するべきなのだろうと思う。 そして、Jリーグ初期にあった、サッカー珍プレー集がなくなったことを筆者たちは嘆いている。そして、なぜか日本サッカーに横行する無駄なスライディングに対して、珍プレー集をランキング形式で発表。 スライディングにより本来の守備範囲をなげうってしまっているということをどこまで選手が理解して動けているかのか。そこが本質的には問題なのだが、ある意味そこも含めて笑ってしまうという、こんな楽しみ方もあるのだな。 日本のサッカー文化としても、守備の基本がわかっていないことで、マスコミのサッカー批評の過ち、監督、指導者たちの知識のなさからくる根性論(特に高校サッカー)など、日本のサッカーが成長できないのでは、という危機感を抱く。 不思議なのは、これだけ世界で活躍する選手が多く、Jリーグに外国の監督も多いのに、世界標準の守備の概念が日本に根付かないはなんでなのだろう。 この本に書いてあるように、本田もミランでは一生懸命守備しているのに、日本代表ではサボってるようなことが個々人の中では起こっているのかな。 今後サッカーの中継を見るときに色々楽しめそうな予感。

Posted by ブクログ

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