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名門 県立浦和高校の白熱エネルギー講座
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名門 県立浦和高校の白熱エネルギー講座

岡田直人(著者)

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名門 県立浦和高校の白熱エネルギー講座

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エネルギーフォーラム
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784885554759

名門 県立浦和高校の白熱エネルギー講座

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2018/10/07

日本トップクラスの高校生だけあり、極めて優秀、この分野を、生業にする自分が読んでも面白い。これに加えて先生の本気度に脱帽で、生徒引率のための科学館見学の準備は館員顔負けだと思う。 各種発電方法の勉強や、電力を取り巻く歴史的背景などもきちんと調べながら、やはり焦点は原子力だった。多...

日本トップクラスの高校生だけあり、極めて優秀、この分野を、生業にする自分が読んでも面白い。これに加えて先生の本気度に脱帽で、生徒引率のための科学館見学の準備は館員顔負けだと思う。 各種発電方法の勉強や、電力を取り巻く歴史的背景などもきちんと調べながら、やはり焦点は原子力だった。多くの生徒の関心が高い、そして原子力の未来について自分なりに考えをまとめている。 我々は自分の頭で理解し自分で考えることをサボってないだろうか?高校生の疑問に対して取り組むまっすぐな姿勢から、学ぶことは大きい。 スーパーグローバルハイスクール指定校の浦和高校の「総合的な学習の時間」の一テーマとして行われた2015年の「徹底研究!日本の電力問題」についてまとめた本。 この授業がどのように進んでいったか、生徒が思考を深める過程が書かれている。 また、実は本書の半分は専門家の講義内容である。これが中身が濃くて知見に飛んでいる。以下一部抜粋。 ◯東京理科大 橘川武郎教授の講義 原発の道として三つ提言 ・火力へのリプレイス ・廃炉ビジネス 世界で430基、既に150基廃炉にされている。 ・高速増殖炉ではなく高速減容炉を使う 国内は火力シフトで燃料費高騰、二酸化炭素増大。海外に目を向け、高効率石炭火力発電を輸出して海外で、二国間オフセットクレジットを使って二酸化炭素を減らす。 電力自由化により、短期的には電力価格は下がるが、長期的には設備投資が抑制され、電力需要が逼迫して値上がりする可能性がある。 海外の先行事例の教訓は多様で一概には言えないが、英国の1926年の電力供給法によるグリッドシステムや、米国ペンシルベニア州とニュージャージー州の1927年の広域電力プールが成功事例として上がるが、長い歴史の中で試行錯誤を繰り返して来たことが大きい。

Posted by ブクログ

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