商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2017/03/10 |
JAN | 9784488537036 |
- 書籍
- 文庫
魔導の福音
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魔導の福音
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1のラバルタではなく、エルミーヌという国のストーリー。 レオン、ゼクスももちろん出てくるけど、本筋の主人公はまた別の人物。 エルミーヌでは魔術を使える人々を魔物棲みとして処刑していた。ラバルタが幸せに見えてしまうようなこの国で希望を追い求める人たちの話。
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図書館で。 前回とは違った主人公。魔法を使える者は幼いうちに殺される国の話。学校生活辺りは楽しかったけど、女性が男性に身体能力で勝るのは結構大変そう。とは思うけどファンタジー世界だから男性・女性の筋量差とかあまりないのかもしれない。 個人的には魔法使い=殺される・寝たきり状態に...
図書館で。 前回とは違った主人公。魔法を使える者は幼いうちに殺される国の話。学校生活辺りは楽しかったけど、女性が男性に身体能力で勝るのは結構大変そう。とは思うけどファンタジー世界だから男性・女性の筋量差とかあまりないのかもしれない。 個人的には魔法使い=殺される・寝たきり状態にされるというしきたりがある国で、そういう文化を知っている妹が、何故兄を恨むのかがわからない。良い悪いは別として、例えば現状の医療では治せない未知のウィルスに罹患した患者を隔離する、もしくは殺戮する、となった時にウィルス罹患者が抵抗するのはもっともな話だけど、家族を恨むだろうか?まぁ、その処置を決めた父親や理解の無い母親を恨むのは分かるけど。でも子供だった兄に何ができたとも思えないし、兄がお前を何が何でも守ってやるとか約束してたら話は別だけど、何故怒りの矛先が兄に行くのかなあ?妹ちゃんだって自分の能力の暴力性も把握した訳だし。まぁ恨む対象が無いとやってられないって気持ちはあったかもしれないけど。 主人公の親友の女の子は中々面白いキャラだなと思いました。前作の主役二人は…まぁあの二人でなくても良かったような気もするけどそれはそれか。
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おっと… LGBTをネタにしたのは失敗だったのではないかな。 この題材は現実にあるものであり、Lだけでも数冊書ける複雑で繊細な話。 それをサブキャラで片手間に扱うのは相当チャレンジングでリスキー。 そして残念ながら、マジョリティが持つステレオタイプなレズビアン像から抜け出せていな...
おっと… LGBTをネタにしたのは失敗だったのではないかな。 この題材は現実にあるものであり、Lだけでも数冊書ける複雑で繊細な話。 それをサブキャラで片手間に扱うのは相当チャレンジングでリスキー。 そして残念ながら、マジョリティが持つステレオタイプなレズビアン像から抜け出せていない。 これは苦笑いする当事者の人がいてもおかしくないかも (好意的なのは伝わるから、怒りはしないだろうけれど…) 前作もディスクレシアについて余り作中に生かせてなかったし、現実の社会問題を無理に入れなくてもいいのでは。 ファンタジーの中でのみ成立する差別問題を扱うことで、かえって現実への普遍的な風刺となるだろう。
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