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道元禅師研究における諸問題 近代の宗学論争を中心として
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道元禅師研究における諸問題 近代の宗学論争を中心として

角田泰隆(著者)

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販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784393113431

道元禅師研究における諸問題

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2024/09/18

第一部 近代の宗学論争…角田泰隆  第一章 本覚思想をめぐって   一、論争の発端   二、袴谷憲昭氏の主張とそれに対する反論   三、袴谷説の展開   四、道元禅師の思想的変化をめぐって   五、問題の整理  第二章 思想的変化をめぐって   一、本覚思想批判を視点として   ...

第一部 近代の宗学論争…角田泰隆  第一章 本覚思想をめぐって   一、論争の発端   二、袴谷憲昭氏の主張とそれに対する反論   三、袴谷説の展開   四、道元禅師の思想的変化をめぐって   五、問題の整理  第二章 思想的変化をめぐって   一、本覚思想批判を視点として     二、入越を境として   三、鎌倉行化を境として   四、『正法眼蔵』「八大人覚」巻の懐奘の奥書をめぐって   五、「大修行」巻と「深信因果」巻の説示の相違について   六、著作の再治について   七、坐禅観を視点として     八、その他の議論  第三章 十二巻本『正法眼蔵』をめぐって   一、十二巻本の発見   二、本覚思想をめぐる論争を発端として   三、思想的変化をめぐって   四、十二巻本『正法眼蔵』の性格・撰述意図、及び七十五巻本との関係をめぐって   五、十二巻本の諸問題  第四章 坐禅をめぐって   一、問題の整理   二、坐禅観の重要性   三、坐禅観の変化の有無   四、坐禅に関わる諸研究  第五章 入宋遍歴をめぐって   一、如浄の天童山入院の時期   二、如浄と道元禅師の相見問題   三、諸山歴遊の時期   四、如浄参学と身心脱落  第六章 宗学論をめぐって   一、曹洞宗学   二、宗学に対する新たな提案   三、仏教学と宗学   四、学問とは何か   五、宗学とは何か 第二部 道元禅師研究における諸問題  「『正法眼蔵』編輯論」再考―六十巻本『正法眼蔵』の位置づけについて…秋津秀彰   一、問題の所在と研究の目的   二、先行研究及び筆者の意見   三、現存する六十巻本成立の編輯方針   四、六十巻本の体系について   五、結論と今後の課題  道元禅師における「懺悔・滅罪」考…西澤まゆみ   一、はじめに   二、懺悔の原語と滅罪の解釈   三、六十巻本「三時業」と十二巻本「三時業」   四、先行研究―『修証義』に見られる懺悔・滅罪   五、先行研究―『正法眼蔵』に見られる懺悔・滅罪   六、「三時業」の引用経典   七、道元禅師の著作に見られる罪の用例   八、先行研究に見られる因果論   九、『随聞記』「馬麦話」に見る因果論   十、懺悔・滅罪の解釈   十一、「大修行」と「深信因果」   十二、結びにかえて  「一箇半箇の接得」考…西澤まゆみ   一、はじめに   二、「一箇半箇接得」の典拠   三、先行研究   四、道元禅師の言葉として語られる「一箇半箇」の思想について   五、道元禅師の教化に対する意識について   六、道元禅師の著作に見られる教化の姿勢   七、「一箇半箇接得」に見る道元禅師の教化観   八、結論  道元禅師の御真詠を守って…丸山劫外   一、はじめに   二、『傘松道詠』という名称の問題    三、『道元禅師和歌集』の諸問題   四、御真詠でないとする論文について   五、「中秋夜の御詠歌」を御真詠として守る   六、「教外別伝の道歌」、御真詠「梅花」を御真詠として守る   七、「道元禅師和歌集」のこれからの課題  道元禅師と瑩山禅師の嗣法観―『伝光録』における代付説の受容と観連して…横山龍顯   一、はじめに   二、道元禅師の嗣法観   三、瑩山禅師の嗣法観   四、結びにかえて―瑩山禅師が見出した道元禅師  『正法眼蔵』の再治の諸相―「大悟」巻の再治をめぐって…若山悠光   一、はじめに―『正法眼蔵』の再治について   二、別本・再治本「大悟」巻の概要   三、主な先行研究と問題の所在   四、別本「大悟」巻の特色   五、道元禅師における大悟とその実践―「説心説性」巻より   六、結論

Posted by ブクログ

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