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金利と経済 高まるリスクと残された処方箋

翁邦雄(著者)

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¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784478101681

金利と経済

¥1,980

商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2022/12/18

読み応えのある一冊。 分かりやすく説明はしてあるが、理解するのに骨が折れるところもあった。そもそも自然利子率の概念がストンと落ちてないので、理解に手間取るのも当然か。 本書が出てからすでに4年以上が過ぎている。世界の経済情勢は大きく動いている。この日本だけがいまだに金融緩和を...

読み応えのある一冊。 分かりやすく説明はしてあるが、理解するのに骨が折れるところもあった。そもそも自然利子率の概念がストンと落ちてないので、理解に手間取るのも当然か。 本書が出てからすでに4年以上が過ぎている。世界の経済情勢は大きく動いている。この日本だけがいまだに金融緩和を続け出口戦略を見出せないでいる。 本書の終わりに「じり貧を避けんとしてドカ貧にならないように」という米内光政の言葉が紹介されているがまさにその通りだと思う。 いずれにしても。黒田さん退任後の日銀の舵取りは大変難しいものになるだろう。願わくはなんとか経済への我々の生活への影響を最低限にとどめてほしいものだ。

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2022/10/24

中立金利とはなにか、という本。とても分かりやすくて勉強になった。今年一番良かった本かも。ちょうどいまのような、利上げがいつまで続くのか見えない環境にこそ指針としての中立金利、改めて手にとる価値のある本だと思う。 金融緩和は所詮需要の先食いでむしろ中立金利を押し下げている、という議...

中立金利とはなにか、という本。とても分かりやすくて勉強になった。今年一番良かった本かも。ちょうどいまのような、利上げがいつまで続くのか見えない環境にこそ指針としての中立金利、改めて手にとる価値のある本だと思う。 金融緩和は所詮需要の先食いでむしろ中立金利を押し下げている、という議論は刺さる。QEは市中銀行から国債を買い取っているが、これは市中銀行の日銀当座預金が増えているだけであり、単に国債から当座預金へと変換を行っているに過ぎず国民にお金を配っているわけではない。よって、それをもって(家をもう一棟買ったりと)人々が追加的な需要に走るわけではない。むしろ先食いする分同じ金利で得られる需要は減るんだから、翌年のIS曲線は下方シフトする、すなわち潜在成長率とIS曲線の交点である中立金利はさらに下にシフトしてしまう。延々と金融緩和を続けてきたことが中立金利を押し下げ長期停滞に寄与していたのかもしれないと思うとなんとも言えない気持ちになった。かといって財政も無尽蔵に打てるわけではないということは、最近英トラス政権が身をもって思い出させてくれたことでもある。結局は日本の構造的な問題である少子高齢化の解決を図らない限り先はないのである。これは自分も同意見だ。

Posted by ブクログ

2018/06/03

元日本銀行金融研究所所長にして、前副総裁が噛みついていた人。翁・岩田論争について、20年かかって、しかも社会実験により正否が判明したことは不幸だった。岩田副総裁を選んだ安倍総理の責任は重たい。

Posted by ブクログ

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