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あたしのクオレ(下) 岩波少年文庫238
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あたしのクオレ(下) 岩波少年文庫238

ビアンカ・ピッツォルノ(著者), 関口英子(訳者)

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あたしのクオレ(下) 岩波少年文庫238

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784001142389

あたしのクオレ(下)

¥836

商品レビュー

3.5

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2020/08/20
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ままならない人生を、現実の社会を、生きていけ。 スフォルツァ先生の力はますます強まり、留年生の二人はクラスから排除され、自分たちは優秀なクラスとして飛び級を目指すことになる。それでも抵抗を続けるプリスカ、エリザ、ロザルバ。自分たちの考えで、自分たちのできる作戦を立てては実行するが…… 上巻から出てきたプリスカのカメ・ディノザウラが活躍する。しかし、事態は思わぬ方向に転がっていってしまう。たとえ正義のためでも、やりすぎはいけなかったこと。しかし、間違っていると思ったことには、一歩もひかないこと。ただ、自分の高潔さを保つために下げてもよい頭もあること。なかなか面白い着地点だと思った。スフォルツァ先生は痛い目にあったものの、校長先生は彼女を庇い、保護者の中にも感謝の気持ちを示す人が多い。3人はスフォルツァ先生をやっつけることはできなかった。ただ、もう関わらないから、それでおしまいというだけである。 一方でプリスカは受験のために数学の家庭教師をつけることになる。そこで出会ったオンディーナ先生は、3人の憧れの人となる。彼女とエリザの保護者であるレオポルドおじさんの結婚で、物語はハッピーエンド。 人間には様々な面があること。相手を叩きのめすだけが解決ではないこと。簡単に解決しない問題があること。『クオレ』とは全然違う印象を持って読み始めたが、生き生きとした少女たちの姿から、『クオレ』同様に、自分の心に正しいと思ったことを正しいやり方で示す、そんな生き方を考える物語だった。

Posted by ブクログ

2017/06/14

20世紀なかばのイタリア、サルディーニャ島の女子学園もの。仲良し三人組と賑やかな家族や親戚、嫌な先生やいろんなクラスメイト。ラスト、エンタメを期待してたので、意外な展開。 とりあえず、感想はカワイイに尽きる。

Posted by ブクログ

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