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すばらしい日々 幻冬舎文庫
594円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2017/02/01 |
| JAN | 9784344425781 |
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すばらしい日々
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商品レビュー
3.9
28件のお客様レビュー
美しい写真と、綺麗な言葉たち。 老いることや病気になることなど悲しい話が多かったけれど、会いたいときに会いに行けること、一緒に日常を過ごせることはとても幸せなことなんだな、当たり前じゃないんだなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<忘備録・ネタバレあり> 老いや死に向かう流れの中の、発見や癒しをつづったエッセイ。日常の中に潜む愛情、優しさ、光、幸せ、じんとくる切なさ、愛おしさ、苦みさえも、宝物。 身近な人の死に向き合うのは辛いはずなのに、そのひとつひとつに対してここまで心情を深掘りし言語化できるものかと、その感性と覚悟に圧倒される。 父の血まみれの手帳の話はとても悲しくいとおしく胸が締め付けられた。 Oちゃんのご両親が作ったカップの話も切なくてあたたかい。それぞれのエピソードから、周りには心が豊かな人であふれてることが伝わる。 ▼印象的なフレーズ ・母に腫瘍が見つかったため「テニスレッスンやめようか?」ときいたときの父の言葉「家族に困ったことがあったからって、楽しいことをやめるという考えはあまりよくない。そういうときはやったほうがいい。もしも、これが伴侶のことだったりしたらそりゃあ違うけれど、君の場合は君が子供なんだし、お母さんが悪性である可能性はとても低いらしいから、今はそんなこと考える必要はない」 ・きっとこうなるんだろうな、とうう予想は毎日水がたまるみたいに、ぽたぽたたまっていく。それがあふれるときが来るというのも、なんとなく想像がつく。しかし、いざなってしまうとなんでもない。いちばんこわいのは、もうすぐあふれそうなときだけなんだと思う。 ・近所のおばあちゃんの言葉「でもいいんだよねえ、生きててくれるだけでいいものなんだよねえ」私の手をぎゅっと握って、にこにこしてはっきりした声でそう言った。 ・病院の階段をのぼるとき、いつも逃げ出したかった。全部悪い夢だと思いたかった。死にゆこうとしている父に会うのがこわかった。どんどん意識がある時間が短くなっていくのがこわかった。信じられない、信じたくない、そう思っていた。でも、逃げちゃいけないと思った。本人は死からにげられない。だから私が普通に会いにいき、逃げてないところを見せなくてはと思った。 しかし、今全てを経てみると、その恐ろしい流れの中にも緩急があり、笑顔があり、落ち着けるときもあり、時間は延びたり縮んだりした。 ・信じると期待は違う
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日々のささやかなこと。 人生の重大なこと。 愛する人やものたち。 いつもふっと一瞬胸の奥で感じるけれど、それを言葉にする間もなく過ぎ去っていく、淡い幸せ気持ちや切ない感情たちを、こうも丁寧にかきとめてくれるとは。 特に、老いや死について、受け止めようとする姿勢に勇気をもらった。...
日々のささやかなこと。 人生の重大なこと。 愛する人やものたち。 いつもふっと一瞬胸の奥で感じるけれど、それを言葉にする間もなく過ぎ去っていく、淡い幸せ気持ちや切ない感情たちを、こうも丁寧にかきとめてくれるとは。 特に、老いや死について、受け止めようとする姿勢に勇気をもらった。 私には覚悟がまだできていないから。 以前よしもとばななさんの小説を読んだ時にも感じたけれど、やっぱりこの人の感性と言葉の紡ぎ方が好きだなと思った。 図書館の棚から何気なく手にとった本が素敵な出会いとなった。
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