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昭和の店に惹かれる理由
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昭和の店に惹かれる理由

井川直子(著者)

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昭和の店に惹かれる理由

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミシマ社
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784903908885

昭和の店に惹かれる理由

¥2,090

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2022/10/01

飲食店を開業する前に読めて良かった。収益性とは別軸の商売をする上で大切にすべきこと、その商売をする意味について考えるきっかけになる。

Posted by ブクログ

2019/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

飲食の異なるジャンルの名店を計10店、取り上げている。 鮨、天ぷら、焼き鳥、とんかつ、バー、そして珈琲などなど。 10店あれば10人の店主がいて、それぞれ考えも全く違ってくる。 効率や極力無駄のない運営の元、均一な商品、サービスを第一に求められるのがチェーン店だとしたら、本書に登場するお店はそこから多分に外れているのかもしれない。 もちろん、効率がおざなりというわけではない。 「”儲けよう”よりも、日々”努めよう”」 「楽をしたいとか、大量に作りたいとか欲張ればそれなりの方法とか保存方法もあるんでしょうけど、食べる人にとって決していいことではありません。食べることに関して、本当に時短は利かない。」 「人は昔から、昔はよかったって言うんです。  大事なのは、昔のよさと、今のよさの折り合いをつけていくということ。」 「食べものでも産業でも何でも、手をかけなきゃ駄目なのよ。」 「自分はこれで行くんだって1本通っていたほうが、仕事がぶれなくていいですね。」 どの店主も信念や軸を強く持っている。 それは先代から伝わっているものなのかもしれないし、自身の経験からくるものなのかもしれない。 「お客様に育てられた」というエピソードも幾つかあった。 お客様と正直に向き合うことで生まれる関係。 個人的にはやはり、「珈琲の神様」こと、カフェ・ド・ランブルの関口さんの言葉はより重く感じられた。 「今、みんな知識はものすごくあるけれど、でも珈琲を目や耳で飲んでいるんですね。自分の舌で飲んでいない。」 思わずハッとさせられました。 最期に、誠光社の堀部さんの帯コメントが、本書の伝えたいことをシンプルに表していると思うので下記に。 「どれだけ資本をつぎ込んでも作ることの出来ない、時を重ねた物語のあるお店。それを選ぶ美意識が、待ちの居心地をつくる。」

Posted by ブクログ

2017/10/24

世の中がどう変わろうとも、本質を求め続けた人たちの話は尊い。本質は何かを自問自答し続けた人の姿は凛としているのだと思う。そして、それは昭和に限った話ではなく、今も変わらない。流されてはいけないと思った。

Posted by ブクログ

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