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ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む 白水Uブックス海外小説 永遠の本棚
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ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む 白水Uブックス海外小説 永遠の本棚

フリードリヒ・デュレンマット(著者), 増本浩子(訳者)

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ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む 白水Uブックス海外小説 永遠の本棚

¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2017/02/08
JAN 9784560072097

ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む

¥1,540

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2023/01/06

うだつの上がらない、けれども生真面目すぎる40代男性が、ふとしたことから結婚相手を募集する広告を出す。それが「ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む」という言葉。 やってきたのは絶世の美女……それから奇妙な幸運が次から次へとやってくる。 作者フリードリヒ・デュレンマットは20世紀...

うだつの上がらない、けれども生真面目すぎる40代男性が、ふとしたことから結婚相手を募集する広告を出す。それが「ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む」という言葉。 やってきたのは絶世の美女……それから奇妙な幸運が次から次へとやってくる。 作者フリードリヒ・デュレンマットは20世紀後半に活躍したスイスの劇作家。 経理係で定職を持つも収入は低く、貧しく、それでもろくでなしの家族や知人を養う主人公。 自ら付けた模範とすべき人物のランキングには、大統領や総司教、有名画家や大企業の社長たちが並び、見習うべきとして崇拝していた。 その彼らが突然、名前も知らない主人公に幸福をプレゼントし始める、なぜ……? 理由は中盤で想像がつくため謎を解くのが目的ではなく、崇拝していた著名人の実態への戸惑いからいつ主人公が気付くかが、読みどころ。 エンディングはブラックユーモアの名のとおりとなるが、後日談的にもう一つエンディングがあり、そちらは少し救われる。でも著者的には後日談はサービスとのこと。 読者としてはハッピーエンドのほうがいいかな……。

Posted by ブクログ

2019/01/27

経理部所属、酒タバコやらず童貞で屋根裏部屋で暮らす40代男性。スイス在住の温水さん。具合悪くなり毎日夕御飯食べてる定食屋のおかみさんに看病され、キレられる。 スイスの渡辺えり子さん「いいかげんに結婚しろこのチョンガーがあ!」 と無理矢理新聞の結婚相手募集の広告を出されようとする。...

経理部所属、酒タバコやらず童貞で屋根裏部屋で暮らす40代男性。スイス在住の温水さん。具合悪くなり毎日夕御飯食べてる定食屋のおかみさんに看病され、キレられる。 スイスの渡辺えり子さん「いいかげんに結婚しろこのチョンガーがあ!」 と無理矢理新聞の結婚相手募集の広告を出されようとする。 温水「まって!タイトルだけはこだわりたいの!『ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む 』にして!」 えり子「(いらあ)まあええよ、それで」 と言った具合です。 とってもシンプルでとっても面白い。まわりくどい言い回し一切なし。

Posted by ブクログ

2017/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スイス人作家が何故ギリシア人で書くのか? 同郷の美女とお付き合い始めたら、昇進するわ、名士は軒並み挨拶してくるわ。マジックリアリズム系かと思ったら、オチがあった。まあ、ラストはハッピーエンドで何よりかと。スイス人の感性ってよく分からん。

Posted by ブクログ

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