変革の軌跡 世界で戦える会社に変わる“アジャイル・DevOps"導入の原則

GaryGruver(著者), TommyMouser(著者), 吉羽龍太郎(訳者), 原田騎郎(訳者)

• 販売会社／発売会社: 技術評論社
• 発売年月日: 2017/02/01
• JAN: 9784774186634

商品レビュー

2019/01/25

アジャイルでは、完成した機能の統合、品質保証を行う小さなイテレーションを定期的に回す。スコープにプログラムの不確実性を吸収させつつ、スケジュールとリソースを固定できる。機能は全て優先するものから順に作る。
筆者が2人とも「アジャイルをやるな」という理由は、アジャイルに取り組むことを目的にしてもうまく行きようがないし、ビジネス上の改善を得られないから。アジャイルとは継続的改善である。

ー以下、メモー
アジャイルというビッグワードに踊らされ、大企業は開発運用プロセスを変えることに多大な労力を要している。
機能の優先順位をつけるには、一定量の機能をあぶり出す必要があり、ウォーターフォールの要件定義に近づく。最低限の機能という加減は難しい。

2017/04/17

DevOpsの導入によりどれほど劇的な変化があったか。劇的な変化までたどり着くにはどれほどの期間を要し、誰がどのように動いたのか。
淡々と事実が綴られ、また達成は容易でないと釘をさす。
少し身構えてしまうのが正直なところだが、変化への覚悟を生むためには最適な書。