商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/02/10 |
JAN | 9784163905976 |
- 書籍
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アンソロジー 隠す
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商品レビュー
3.8
39件のお客様レビュー
第1弾の『捨てる』 第2弾の『毒殺協奏曲』に続き 第3弾となる本書は、「隠す」というテーマで11人の女性作家の描き下ろし11作品が収録されています。 第2弾では男性ゲスト2名も参加されていましたが今回は全て女性作家でした。 タイトルの「隠す」にちなみ読者への挑戦状として 全ての...
第1弾の『捨てる』 第2弾の『毒殺協奏曲』に続き 第3弾となる本書は、「隠す」というテーマで11人の女性作家の描き下ろし11作品が収録されています。 第2弾では男性ゲスト2名も参加されていましたが今回は全て女性作家でした。 タイトルの「隠す」にちなみ読者への挑戦状として 全ての短編に共通した「なにか」が隠されている趣向になっています。 あとがきにはfacebookのアドレスが載っておりアクセスしてみた所 2017年3月10日 必着でのクイズ形式になっていました。 その回答を考えながら読むのも又楽しいかも知れません。 さて本作もバラエティーに富んだ作品揃いで各作家さんのカラーが出ていて面白く読みました。 出だしから惹き込まれイヤミス感もありドキドキした近藤史恵さんの「甘い生活」 情景が浮かんで来て後味の良い松村比呂美さんの「水彩画」 他にも普段あまり手にしない作家さんの作品にも触れる事が出来てこのシリーズは嬉しいです。 これからも第4弾、第5弾と続けて行って欲しい楽しみな作品です。
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アミの会(仮)のアンソロジーはどうも私と相性が良いらしく、どれも面白い。他の本も読んでみたいと思う作家さんが随分増えた。全編に表題の通り何かが隠されていて、ふっと気付かずに読んでいて、あれ?あったっけ?と読み返す楽しみもあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず最初に出てくる作品からおっかないです。 隠すこともなくある男性を傷つけた女性は 犯行に関して詳しく話そうとはしません。 実はこの男性はあることを しでかしていたのでありまして… 最強にぞっとするのは 略奪癖のある女性の物語である「甘い生活」 なんだろう、このニチャアっとした感じ。 実はこの女性は取り返しのつかないものを 略奪してしまったがために 最後は… 最後に出てくる作品もえげつないです。 なんだろうか… おっかない…
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