商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 子どもの未来社 |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784864121163 |
- 書籍
- 児童書
レッド
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レッド
¥1,650
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
4'30" 赤と書かれたラベルに包まれている青が、懸命に赤の物を描こうとする。それを応援するみんな。 応援するのではなく、気付きが大切。 発達障害 性同一性障害 グレーゾーン 個性 本質
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- ネタバレ
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ひゃっほうさんのレビューを読んでたので、余計に刺さりました!泣きそうっ! 赤のラベルがついた青いクレヨンの「レッド」!? 本当は青なのに、本人も周りもそれに気づかず、レッドに赤であることを求めます。 ある日、新しいお友達がレッドに「うみをかいてくれる?」とお願いします。自信がないけどやってみるレッド。ついに自分があおだと気づきます! はぁ~深い〜。 私たちは自分にも他人にも色々なラベルをつけてますよね。性別はもちろん、年齢、職業、住んでる地域、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、妹、etc. そのラベルが本来の姿とズレていると苦しくなる。私たちはなんにでもなれる。でも、本来の姿を否定してまで何かになろうとするのは苦しいだけだよ、と気づかせてくれる作品でした。
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赤のラベルがついた青いクレヨン、Redのお話。 うまく赤い色で塗れないレッドに、周囲のクレヨンは「もっとがんばればできる」「なまけている」と言ったり、家族や文房具は見当違いなアドバイスをしたり。 どうしても赤く塗れないレッドが途中、嫌になって駆けていったーと思わせる青い線が本当...
赤のラベルがついた青いクレヨン、Redのお話。 うまく赤い色で塗れないレッドに、周囲のクレヨンは「もっとがんばればできる」「なまけている」と言ったり、家族や文房具は見当違いなアドバイスをしたり。 どうしても赤く塗れないレッドが途中、嫌になって駆けていったーと思わせる青い線が本当に痛々しく、子どもに読み聞かせながら胸をぎゅっと掴まれたような気持ちになりました。 ラベルと中身が違う、と聞いて真っ先に浮かぶのは性別かもしれません。昨今は特に。 けれどこれは国籍や肌の色、体格などさまざまな事象に当てはまります。 我が子は日本人ですが、話し始めた頃に発する言葉の8割は外国語でした。一時帰国中は怪訝な顔をされることもありました。 先入観や慣習、思い込みで他者を決めつけることは相手を深く傷付ける可能性がある。改めて学びましたし、我が子にも知っておいてほしいと強く思いました。 絵本では、本当は青だったと気付いたレッドが生き生きと伸び伸びと絵を描いていて、こちらまで幸せな気持ちになれました。 図書館で借りましたが、購入を検討しています。
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