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欧州 絶望の現場を歩く 広がるBrexitの衝撃
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ウェッジ |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784863101746 |
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欧州 絶望の現場を歩く
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webでもよく欧州情勢のコラムを書いているジャーナリスト木村正人の著。Brexitで決定的になったEU崩壊のシナリオを検討している。結局は、持つ者(資本家、ドイツを筆頭とする金貸し国家、一部のホワイトカラー) vs. 持たざる者(労働者、ギリシャに代表される借金国家、プアホワイト&ブルーカラー)の構図が顕在化しただけのこと。EUというシステムが限界ということ。 ポイントは持つ者には持たざる者の本質は理解できないということ。逆も然りだが、経済的な強者と弱者なので、持つ者が理解できないことの方が問題が大きくなる。経済的に持つ者が理想と思えるシステムは、皆が経済的に豊かになる幻想を抱かせつつ、持たざる者から搾取することになる。はたらかない奴が悪いのではなく、はたらくことこそ正義とする人間が自分の正義を押し付けた結果、はたらかない人間が不幸になっている。元々は働かなくてもうまくやれていたのに・・・ ギリシャの事例は分かりやすい。散々、旧西側諸国が安い労働力としてギリシャを酷使、搾取した挙句に、相互扶助は限界として緊縮財政を強いる。まさに持つ者の理論。
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