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実験する小説たち 物語るとは別の仕方で
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実験する小説たち 物語るとは別の仕方で

木原善彦(著者)

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実験する小説たち 物語るとは別の仕方で

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社
発売年月日 2017/01/01
JAN 9784779122811

実験する小説たち

¥2,420

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2024/10/30

実験小説をテーマとしたブックガイド。実験と言ってもアプローチは色々で、目次の時点で「あーこれつまんなかったな」って既読の本の章もあった。その章に関しては「(自分はつまんねーって思ったけど)そういう楽しみ方があるんだ」って新鮮な気持ちで読めて楽しい。一方既読で「面白かった!」って本...

実験小説をテーマとしたブックガイド。実験と言ってもアプローチは色々で、目次の時点で「あーこれつまんなかったな」って既読の本の章もあった。その章に関しては「(自分はつまんねーって思ったけど)そういう楽しみ方があるんだ」って新鮮な気持ちで読めて楽しい。一方既読で「面白かった!」って本が紹介されているものは、うんうんと思いつつ追加で紹介される関連書籍をウィッシュリストに入れる作業が捗った。未読の内容は「まあこれつまんねーだろうな」って感じた本の章は著者が感じる面白ポイントがどこかを探り、「面白そう!」って感じた本の章は、面白そうだと感じた時点でそれ以上ファーストインプレッションを邪魔されたくないので読み飛ばした。 一つ紹介内容に疑問が浮かんだのが第9章。本章で紹介されるハリー・マシューズ『シガレット』は何らかの規則に従って時系列がブツブツになるよう構成されているものの、作者はその規則を「もう覚えていない」と言ったらしい。それゆえに著者は本書を「実験小説に見えない実験小説」と称するが、なんでだよと思わず突っ込んでしまった。規則がブラックボックスになっただけで実験小説であることには変わりないんじゃないかと。

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2023/01/16

筒井康隆『残像に口紅を』・円城搭『これはペンです』・道尾秀介『N』なんかで感じる前衛的で、奇抜で、特異な小説。そんな「実験的」作品群(主に外国作品)を広く浅く紹介してくれて、それらを読むとっかかりを与えてくれる基礎的な一冊。正解のない文学作品の読み方を教えてくれる。 「あとがき」...

筒井康隆『残像に口紅を』・円城搭『これはペンです』・道尾秀介『N』なんかで感じる前衛的で、奇抜で、特異な小説。そんな「実験的」作品群(主に外国作品)を広く浅く紹介してくれて、それらを読むとっかかりを与えてくれる基礎的な一冊。正解のない文学作品の読み方を教えてくれる。 「あとがき」だけでも読んでほしい。

Posted by ブクログ

2022/08/18

どれもこれも面白そうなのだけれど、反面、かなりしんどそう。 比較的読みやすそうな日本人のをちらほら試してみよう。

Posted by ブクログ