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人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日
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人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日

トム・ミッチェル(著者), 矢沢聖子(訳者)

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人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売年月日 2017/01/01
JAN 9784596551177

人生を変えてくれたペンギン

¥1,650

商品レビュー

4

13件のお客様レビュー

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2026/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ペンギンって、なぜこんなにも心惹かれるのか。 水族館は好きではないけど、ペンギンコーナーはなぜか目が釘付けになる。 愛嬌のある歩き方、ちらっとこちらを見る視線、集まって団子状態でおしくらまんじゅうになっている姿、転んでお腹からテーンと滑っている姿、何もかもが愛らしい。 私は南極大陸に旅行に行ったとき、なぜかペンギンに追いかけられたことがある。この本に書いてあるような一匹のマゼランペンギンが、とことこと私に付いてきた。そんなことしたら群れからはぐれてしまうから、私はあっちに行きなさいと何度も手を振って追いやったけど、なぜか付いてくる。途中、アザラシに攻撃されながらも必死に付いてくる姿に涙が出てきた。 当然連れて帰るわけにはいかないので、泣く泣く別れてしまったが、彼(彼女)は群れに戻れたんだろうか・・・アザラシに食われていないだろうか、ずっと心配で仕方がなかった。 後から、「ペンギンは人間のことを大きなペンギンと思っている」事を知った。私のことをペンギンって思ったんだろうか。このサルバドールもきっと、自分と人間は仲間だと思っていたんだろうなと思う。 ただやはり野生の生物だから、人間の世界で生きていくと予想外のことも起きだろうし、ずっと幸せで天寿を全うできないこともあるだろう。野生で生きていても危険がいっぱいであることには違いないけど、だからといって野生の生物を人間が保護することについては賛否両論ある。 例えば野良猫を保護して飼うこと、野生の生活は厳しいし傷だらけになるし餌だって十分にない。家猫として暮らしたほうが安心した生活は保障されるけれど、100%ネコ側としては幸せなのだろうか。。。動物園や水族館の動物や魚たちは、敵にやられる心配はないけど、幸せそうには見えなかったりもする。だから、サルバドールもあのまま重油にのまれて野生としての生命を終えたほうがもしかしたら幸せだったのかもしれない。でも人間たちと過ごした日々も幸せだったのかしれない。これはもう、動物たちと言葉を交わせないのだから知る由もない。 でも少なくとも、人間が愛情をもって接すれば、動物だってその気持ちを感じ取って受け取ってくれていることは分かる。人間たちからの愛をきっとサルバドールは一心に受け止めて最後まで安らかに過ごせたのだと・・・信じたい。そういえば、日本でも昔、ペンギンが街を歩いてお使いに行くっていう町がありましたね。今じゃ物騒すぎて考えられないけど。 実話ということで、特にものすごく盛り上がったり急展開が起こったりするわけでもないけど、ただただサルバドールが可愛くて愛おしくて、幸せな気持ちになれる本でした。

Posted by ブクログ

2026/01/08

海岸で重油まみれのペンギンが救い出された。助けたのはイギリスから赴任してきた中学の英語教師。重油を洗い流してやり、何度も海に帰そうとするが、直ぐに戻ってきてしまう。不本意ながら、全寮制の学校で教師はペンギンと生活を共にすることとなる。ペンギンの世話をしたさに俄然勉強に励む生徒たち...

海岸で重油まみれのペンギンが救い出された。助けたのはイギリスから赴任してきた中学の英語教師。重油を洗い流してやり、何度も海に帰そうとするが、直ぐに戻ってきてしまう。不本意ながら、全寮制の学校で教師はペンギンと生活を共にすることとなる。ペンギンの世話をしたさに俄然勉強に励む生徒たち。大人たちは、首を傾げながら顔を見つめ辛抱強く話を聞き、ぜったいに口を挟まないペンギンに心の内を話しに来る。学校生活に馴染んでいくペンギンが可笑しい。 1970年代、軍事情勢下の混乱が続くアルゼンチンで、一羽のペンギンが多くの人を慰め楽しませた。欧米でベストセラーになった実話である。

Posted by ブクログ

2025/12/22

【あらすじ】 幼少期より、冒険することに憧れていたイギリス人の著者は、アルゼンチンにある寄宿学校の英語教師として働くことになりました。その時に、重油にまみれたペンギンが海岸沿いに数万匹死んでいるのを発見しました。しかし、一羽だけ、生き残っているペンギンを見つけ、洗うために連れ帰る...

【あらすじ】 幼少期より、冒険することに憧れていたイギリス人の著者は、アルゼンチンにある寄宿学校の英語教師として働くことになりました。その時に、重油にまみれたペンギンが海岸沿いに数万匹死んでいるのを発見しました。しかし、一羽だけ、生き残っているペンギンを見つけ、洗うために連れ帰ることに。 海に帰そうとするもうまく行かず、結局、寄宿学校の屋上で世話をすることになりました。 著者とペンギン、寄宿学校の生徒とペンギンの間で生まれる物語を描いた、ちょっと考えさせられるような、でもほっこりするようなお話です。 【感想】 久しぶりに冒険物を読みました。それもノンフィクション。 題名に惹かれて手に取りましたが期待を裏切らないおもしろさでした。執筆したのが40年と、年月が経っており著者による思い出補正がかかってる部分はあるかと思いますが、感動しました。 私が心に残った言葉です。 『悲しみは、与えられた喜びに比例して運命が請求する代償なのだろう』p223 何より、読みやすくかつおもしろく訳されていて、海外の本が苦手な人でも文章に違和感なく読めます。著書はもちろん、訳者が良かったです。

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