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杉村太郎、愛とその死 人生の「絶対」を信じて生きた
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 茉莉花社 |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784309921150 |
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杉村太郎、愛とその死 人生の「絶対」を信じて生きた
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
杉村太郎氏の晩年の闘病生活について、最も近くで支えてきた妻の立場から描かれた一冊。ただの闘病記ではなく、最後まで死ぬ気で生きた一人の男の生き様、その男を心から愛した女性の愛を記録した作品。 なお就活、留学の際に杉村太郎氏のお世話になった方もいるかと思うが、私も社会人留学に先立って英語を勉強し直した際、著作「TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道」を何度も読んだ。彼の勉強法を参考にしたこともあり、いい結果を得て社会人留学をすることができたので、書店で本書を手に取り、彼の死を知ったときは大変ショックだった。何年も積読してしまったが、今回彼の人生の終幕を知ることができて大変よかったと思う。
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私は、この杉村太郎という人を全く知らずにこの本を手にした。 もちろん筆者である妻のこともだ。 この本を手にとった瞬間、なんだか重々しい何かを感じた。それは、この本の表紙に写っている彼の顔写真の目力がそう感じさせたのだと今では思うが、紅茶片手にカフェで読む本ではなさそうなことを序項...
私は、この杉村太郎という人を全く知らずにこの本を手にした。 もちろん筆者である妻のこともだ。 この本を手にとった瞬間、なんだか重々しい何かを感じた。それは、この本の表紙に写っている彼の顔写真の目力がそう感じさせたのだと今では思うが、紅茶片手にカフェで読む本ではなさそうなことを序項を読み始めた時点で気づく。最後の章では号泣。正直こんなに深いメッセージ性溢れる本だとは思いもしなかった。この本を読んでいる間は、潜水でもしているような、少し疲れるというか、杉村太郎パワーを全身で受け取りながらで読んでいた感がある。パワフルに生きていた人の人生を側でマラソンしながらハイライトでみさせてもらったような、そんな感覚。筆者が上品に、かつ誠実に紡ぎだす文章も素晴らしい。 これは、自分の可能性を信じ、誰かのためにとの思いからくる使命感を持って、ひたすら前を向いて突っ走ってきたある一人の方の人生をその生き方に共感し、尊敬し、支え続けた妻が、彼の魂を引き継いで書かれた本だ。 こうゆうアツイ人に昔は憧れていたが、ある時期から敬遠するようになった。 きっと今世間で注目を浴びている人たちってこうゆう熱い情熱と希望とものすごい努力をしている人たちなんだろうな。 あっちの世界のヒトって終わらせるんじゃなくて、私もこの人達の世界に近づきたい。人生をアツく、一生懸命に生きたいって素直に思う。やっぱ今生きてるってすごい尊いことなんだって再認識したし、闘病生活を続けながらも、最後の最後まで力強く、希望を捨てることなく一日でも長く生き続ける努力をし続けた彼。とにかく生きることにこだわり続けていた彼が、私には少し羨ましく感じた。辛いことがあると死にたいと弱音を吐く自分と、根本的に何かが違う。少なくともこの本との出会いをきっかけに、人生の向き合い方を変えなきゃって感じた。 何よりすごいのは、この妻だ。 始めは、パワフルに、すんごい勢いで生きてきた男性をそっと側で支える美しい奥様って印象だったんだけど、彼の病気が発覚したときはしっかりと病気と向き合い、もちろん支え、今自分が出来ることは何かって模索されまくったんだろう。そして今、しっかりと彼の意志をつないでいっている。あなたの書いた本のおかげで、私は杉村太郎という人に出会うことができた。結婚ってこういうものか。やっぱり結婚ってお互いの努力の上に成り立つものなんだな。 あと、将来もし自分がすんごい旦那さんと結婚できたとして、自分の存在意義を見失いかけていたら、この本をもう一度読んで妻のあり方というものを参考にさせていただきたい。サポートもこなし、次は自分が自分の足で歩み出されている。こんなかっこいい女性、杉村太郎さんが惚れただけあるな。(お会いしたことないけど)
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