終電の神様 実業之日本社文庫

阿川大樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 実業之日本社
• 発売年月日: 2017/02/03
• JAN: 9784408553474

商品レビュー

2024/06/16

だめだ、問題があっても全く解決せずなんとなく終わる話が多い。終電の神様というなら、終電に乗り合わせたことをきっかけに何か見えないものによって温かさが生まれるとかそういう話だと思ったのに。
あと女装男多すぎ。なにこれ。

2024/05/20

爽やかな読後感です。
7つの話で構成されていて
それぞれに少しずつ、気付かない
くらいストーリーが交錯しています。ほんわかする心温まる話が
多いですね。
どの話もラストシーンの締め方
が秀逸でおしゃれで、心に残ります。
個人的には4話の閉じない鋏と7話の
ホームドアが特に良かったですね。

2024/02/22

緊急停止された電車に関わる人（乗っていてたり、止める側だったり）の短編集。

ブレークポイント…どんなに忙しく休めないときでも、ちょっと息抜きする事により、リフレッシュされ流れが良くなる事ある。わかってるけど、期限あるとなかなか一度立ち止まるのは、勇気いる(¯―¯٥)

閉じない鋏…このタイミングで、人生を変えるきっかけになる人に会ったのは、偶然ではなく、必然なんだろうなぁ。

ホームドア…33年間待ち続けた人、実はあってた人だったけど、最後に気づけて良かった。

すべてのお話が、一つの緊急停止の電車に関係していて（後続の電車だったとしても）とか、登場人物が繋がって伏線回収できていたりしたら、もっと楽しかったのかな…