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ラップ・イヤー・ブック
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¥2,750
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
翻訳物にありがちの、まるで酔っ払いの思い出話や世間話に朝まで付き合わされるような酷い文章と、かっこいいイラストで構成されたマニア向けヒップホップ本。間違っても入門者ガイドではないし、ヒップホップの歴史を一覧できる類のものでもない。
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ヒップホップの進化の過程がよく分かる。自分はオールド〜90年代辺りが好きなので、そこ中心に読みました。
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USのHIPHOPについて、その年を代表する曲を1つだけ選出し、それがいかに重要なのか?を解説している1冊。全編カラーで語っているテーマに合わせた挿絵が目に優しく飽きずに楽しめる。1日1年みたいな読み方がいいかもしれない。文章の癖が強くてまわりくどいアメリカンジョークが多い点はた...
USのHIPHOPについて、その年を代表する曲を1つだけ選出し、それがいかに重要なのか?を解説している1冊。全編カラーで語っているテーマに合わせた挿絵が目に優しく飽きずに楽しめる。1日1年みたいな読み方がいいかもしれない。文章の癖が強くてまわりくどいアメリカンジョークが多い点はたまにきず。 誰もが知っているような有名曲だとしても、その1曲について深堀しているので知らないことがたくさん出てくる。また他のライターがその年を代表する1曲を選ぶコーナーも用意されていて、その時代を多様にとらえることができる仕掛けが用意されている。当時もたらしたインパクトと後世に与えたインパクト、両方の観点から考察されているところが特に興味深いと思った。世代的には後追いで90年代のHIPHOPを聞いたタイプなので90年代の中での前後関係を初めて認識したし、2000年代中期から後期は知識として歯抜けになっているので勉強になった。(Clipse、DMX、UGKあたり) 本著を読んでからいわゆるクラシックを聞くと新鮮に聞こえるのでストリーミングサービス全盛の今、新たな音楽の楽しみ方ができると思う。新譜出まくりで1回聞いて流していくことが多い中で1枚のアルバム、1曲と真剣に向き合って味わい尽くす。スローライフならぬスローミュージックの概念を提唱したくもなる。でも最後のYoung Thugの章に代表されるように革新が起こるのは常に新譜なので、そう考えるとやっぱり聞かずにはいられない。本著に書かれているのは2014年までだけど、それ以降はさらにDrakeの勢いが増し、Travis Scott/Migosの台頭などHIPHOPは現在も進化し続けている。形にこだわらずかっこよければ正解になっていく雑食性こそが僕がHIPHOPを好きになった理由の1つでもあるので新しいムーブメント、才能にアンテナを張り続けて時代の生き証人になりたい。
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